コソ練道場!長野県須坂市 峰の原高原スキー場に行ってきました。

スノーボードのスキー場

どうも田中です。4月の新生活シーズンも目前です!雪バカ日誌、珍しく連投です。連投の理由はあったかくなりすぎて、スキー場の話題の賞味期限がヤバいからです!

すっかり春陽気の先週末。田中は個人的な用事があったので須坂のあたりをフラフラしていました。用事も終わり板を車に積んでいてヒマになった田中。帰り道にある峰の原スキー場にたちよったのでした。

2018/10/13 追記
この峰の原高原スキー場は2018-19シーズンよりハイカスケードパークが運営を行うという事で、私がお邪魔した時とずいぶん雰囲気が変わる模様です。それまでの状況としてお読みください

峰の原高原スキー場について

http://www.minenohara.biz/

長野県須坂市にあるスキー場です。上田菅平ICから30分、長野道長野須坂東ICからも30分。地図上では菅平高原スキー場の奥ダボススキー場のお隣にあります。ツバクロゲレンデの奥の道を2kmぐらい進んだところにある独立したスキー場。リフト券は大人週末¥3,800。(2018年3月現在)

峰の原は比較的気温が低いエリアにあって、対面した面を持っていてリフトは3本。斜度が急なコースがメインの。スキー場です。総じて滑走距離は短くコース数は少ないなのでコースマップだけを見るとつまらそうですが、回し甲斐がある地形が多いコースばかりなので十分に1日楽しめるスキー場でした。

お隣に菅平がある関係で、客層は地元の人が多め。駐車場には長野ナンバーの車が多く泊まっていました。なんとなく、野沢と戸狩の関係に似ていますね。ローカルゲレンデなのでリフト待ちはありません。田中がお邪魔した時は、リフト1本での稼働でしたが、リフト待ちなしでいろいろなコースを楽しめましたよ。

練習派が多いスキー場です。

アルペン派のスノーボーダーも多くゲートが張ってあり、皆さんスクールのおそろいのゼッケンをつけてガシガシ練習しています。スノーボードでも入れそうなピッチの広いコブもありました。田中はそんなことも知らずにファミゲレだろうなーなんておもってタラタラお邪魔したのでしたが、意外や意外に上手い人が多くてびっくり。

そして、アルペンを含めたターン派が多いと思いきや、フリースタイルもうまい人多し。お隣のコースには大きなキッカーが3発にサイドインのレールがある難易度の高いパーク。それをビュンビュン飛んでいく超うまい人たちの姿。

これはエラいところに来てしまったーと思いましたわ。やっぱり長野のローカルゲレンデってうまい人多い!

そんな雰囲気の峰の原を滑っていたらスクールのゼッケンをつけて地形でオーリーの練習をしている人々を発見。ターンのスクールだけじゃなく、こんなのもあるんだーと思ってリフトの上でスクールについてスマホで調べてみると、パークやグラトリのフリースタイルコースもありますとのこと。ギリギリ受付時間に間に合いそうだったので、ノリで入っちゃうことにしました!

というわけで、スクールに突撃!

この日は運がよく、自分が入ったレッスンは田中一人!他にもレッスンの受講者もいましたが、コーチがうまく割り振られていたようです。ここのスクールはコーチの人数が多いのかな。お値段は120分で¥4500でした。

これが大当たりでした!フリースタイルという事で、レッスン序盤は基本のオーリーやノーリーを教わりました。両手を板と平行に構えてふんわり高く上がるオーリーを教わって気分はジェイミーリン。コーチから「何かやりたいことあります?」って聞かれたので、カッコいいスラッシュとレイバック(ズシャーって雪を巻き上げるオサレ小技)を教えてください!とお願いしましたよ。

先日ハッポーバンクスでウマい人がやってるの見てマネしたかったんです。何度も練習しているけど、田中がやるとただの急ブレーキかけてるおっさんなんですよね。カッコよくできるようになりたいのです。最終的にスラッシュは合格点。レイバックはあと一歩のところまではできてきたので宿題としたいと思います。

コーチとの相性が良かったこともあり、他にもいろいろ教えてもらいました。バックサイド180ができないんですと悩みを言えば、付き添ってのマンツーマントレーニングの開始。「それができたら、スイッチからのバックサイド180ができると渋くてカッコいいんすよ」ということで、さらに特訓。

今までやりもしなかったから知らなったんですけど、スイッチバックって難しいんですね!ライダーが大会で出す高回転のスイッチバックってまじで難しいスゲー技なんだと身をもって理解できました。

あとは「コブもできたら、基礎力上がりますんで」なんて言って、コブに入るコツを教えてもらいもしましたね。そんなこんなで、2時間のガッツリ猛特訓。¥4,500のモトは取ったスクールでした。スゲー楽しかった。

峰の原スノーボードスクールのベースはガチガチのターンのスクールなんだと思うのですが、だからこそフリースタイルは穴場かも。自分は春の閑散期に行ったのでトップシーズンはどうなのかもわからないですが、かなりの当たりスクールを見つけたと思っています。また来たい。

最初に飛び込みで「すんませーん!入りたいんですけどー」ってお声掛けした女性の方(後から知ったら校長先生!)や、受付のイントラの方もめっちゃいい感じの方でした。スクール全体にいい雰囲気が漂っています。上手くなりたいヒトならば初心者でもウェルカムって感じなので、5千円札を握りしめて遠慮なく門をたたくべきです。

当たり前のように人が入っているゲートやコブの存在。フリースタイル派にも楽しめるパークや豊富な地形。リフト待ちのない環境。そして、このナイスなスクールの存在。峰の原はそういうローカルスノーボード文化的な雰囲気が素晴らしく、滑れる人に好まれるスキー場だと思います。

バスツアー日帰りヒトリストにオススメなんじゃないか説。

このスキー場は、近所に菅平があって、似たタイプの湯の丸高原スキー場が手前インターにあるという環境。マイカー派の首都圏スノーボーダーが選ぶ立地じゃないよねというのが正直な感想です。だからこそナイスなローカル文化があって雰囲気がいい場所なんですけど。

このスキー場の駐車場で目に付いたのが、色気も何もないボロい小屋。どうやらバスツアー向けの施設のようです。プレハブの更衣室と、ジャンクなレンタル品が並べられたガレージ的なボロい小屋。そこに掲げられた「オリオンツアー」の文字。へー、ここバスツアーでも来られるんだーって調べてみたら、新宿発日帰りで¥8,300ぐらいですって。やっす!

ローカルスキー場なんで、きれいなセンターハウスがあるわけでもなく快適さはありません。レンタルもかなりヤバそうな感じなのでマイボードがない初心者には絶対おすすめしませんが、自分のギア・ウェアを持っていて、滑りたい!練習したい!バスツアーに求めるのは滑れることだけ!という人にはけっこうオススメな存在になるのかもしれません。

コースは短いですが、リフト待ちがなく密度が高く滑れるスキー場なので、コソ練するにはいいんじゃないかなと思います。滞在時間は5,6時間。滑る意外はこじんまりとしたゲレ食で休憩するしかありません。修行場ですな。

自分はかなり好きになったスキー場でした。ローカルなボード好きが作るナイスなスノーボード文化。田中は大好きです。

というわけで、3月のシャバ雪シーズンに長野県須坂市の峰の原高原スキー場にいったお話でした。偶然お邪魔したスキー場でスクールに飛び込んでみたら思わぬ収穫が!という旅でございました。この日は帰りに上田のニュータンタンメン本舗を食べて帰宅。いい週末を過ごしたのでした。

サラリーマンのみなさまも年度末お疲れ様です!

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No,335

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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コメント

    • にんぐる
    • 2018.03.30

    雪バカ田中さん!結構お山へ行ってますねー

    スクールもいいですね!いつもと異なる刺激っていつも以上に楽しくなるスパイスですよね!
    私も田中さんと一緒に滑りたいです(^^)
    上田のニュータンタンとはやりますね。
    私ニュータンタン大好きなので上田店チェックだけしてました。味同じすか?
    年度末お疲れ様です!

      • yukibakatanaka
      • 2018.04.02

      >にんぐる様
      コメントありがとうございます!あ、神奈川の人はやっぱり好きですよね〜。ニュータンタンメン本舗。やはり直系店らしく、味はかなり一緒です。あのジャンボなレンゲも継承されています。

      自分も、にんぐるさんと一緒に滑りたいです!でも、にんぐるさんめっちゃうまそうだしな〜。

    • 都内在住40代前半男
    • 2018.04.02

    スクールに入ると検定を意識したカービングターンを習うというイメージが強いですが、フリーランしながら地形遊びとか教えてもらうと楽しいですよね。
    レイバックは挑戦したことありますが、腰とか背中に痛みを伴うトリックですね。私がやると、リンボーダンスに失敗した人みたいになってしまいます。

      • yukibakatanaka
      • 2018.04.02

      >都内在住40代前半男様
      コメントありがとうございます!そして、お誕生日おめでとうございました!30代後半男→40代前半男への昇格ですね。

      レイバック、マジで腰と右腕がやられます。田中の場合は、股間を前方につき出そうとしている変なおじさんになります。峰の原のスクールよかったです!

雪バカ田中

雪バカ田中

何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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