首都圏からマイカーでスノーボード旅行に行くという事についてのよもやま話。

雪バカコラム

どうも田中です。今週はどこに行こうかなぁーと積雪情報をみるとまだ3月頭にもかかわらず100cmを切っているスキー場もチラホラ出てきました。融雪が進み、シーズンの終わりを意識せざるをなくなってきました。ちょっと早過ぎでしょ!

そんな暖冬のシーズン中にちょっとウェットなお話をブログにさせていただきます。まぁとりとめもないお話でございます。よもやま話って言うんですかねぇ。今回は車に関するお金のお話でございます。

車ってお金がかかるよね!

毎月の車のローンを除いても駐車場代、保険代などの維持費がかかります。その他、税金やスタッドレスタイヤ、車検代、メンテナンス代などがかかり、これを月にならすと駐車場・ローン以外で2万円ぐらいになるのではないでしょうか。田中の住んでいる場所では月の駐車場が2万円以上はかかりますので都内で車を持つにはローンの他に4万円が消えていくという非常に膨大な出費が待っています。車を持つという事は膨大な出費を抱えることとなるわけです。

世の中では若者の車離れとか世では騒がれていますが、リアルに考えてこんだけ維持費がかかるんだから持つわけないじゃんと思いますわ。正確には、持つお金がないという表現がふさわしいかもしれません。さらに、スノーボード旅行の目的地までの高速代・ガソリン代だけではなく、洗車代や車内清掃費や雪道ドライブ用品代などの費用がかかってきます。この細かい費用も結構バカにはならなかったりします。車のない人にはなぜ洗車代?と思われそうですが、実は雪国を走行すると車体の下にはビッチリと融雪剤がついてしまうんですよね。それが車の劣化につながってしまいますので、洗い落としてあげる必要があるのです。

そんな車にかかる費用をどこまで割り勘にするか。

誰かと車でスノーボードに行くと交通費を割り勘にするかと思います。この交通費の割り勘はどこまでを割り勘にするかが色々な意見があるかと思います。立場や環境で色々な意見があるので何が正解という事はありませんので、田中の一例をご紹介させていただきます。

まず、田中は2パターンに分けています。純粋な友人とだけ行く場合は、高速代・ガス代・洗車代を計算して割り勘にしています。洗車は大体帰り道の高坂SAを使うか、高速を降りたどこかのGSでしています。申し訳ないが洗車代も頂きます。ガス代は、ザックリ行程キロ数を出してそれを燃費を元に計算しています。それらをシンプルに頭割りしていますね。もう一方の、友人だけでではないパターンについて。たとえば友達の友達とか相乗り募集など、友達でない方が乗る場合は上記にプラスして¥400程度を別途、乗せさせてもらうことが多いです。その理由は、保険代、運転の労力、通常ルート外を通る時間的なロスや、車内の清掃などの手間を金銭に代えて負担をしてほしいからです。

友人関係が成立しているならばいいよいいよで済ませられる部分ですが、友人でない方と行く場合は、そこまでこっちで負担する必要はないよねというのが率直な思いがあるからです。ちなみになんで¥400かはあんまり深く考えてはいませんが、それぐらいは負担できるよねと言うなんとなくの感覚で設定しています。また、自分が旅行の幹事をする場合はこの費用に関して明瞭会計ができるように、事前にかかる金額の概算をお伝えしているようにしています。あとは、車数台で行く宿泊旅行で自分が幹事の場合はドライバーさんに¥1000ぐらいお手当てが出せるような旅費の設定をしています。

ピックアップ問題について。

首都圏スノーボーダーがよく使う関越自動車道ベースに考えると、始発点の練馬ICという存在がまた厄介でございます。都内から練馬ICまでに行くのにも時間がかかるのです。練馬から2時間程度の湯沢ICですが、実際には都心から練馬ICまでに行くまでにも時間がかかり、なおかつ渋滞の問題も出てきます。特に行きの関越で渋滞にハマると地獄なので、できるだけ早朝に集合して出発したいものです。

また、各人の自宅までお向かいに行くという方もいらっしゃるのではないでしょうか。お疲れ様でございます。田中はさすがに各人の家までのピックアップは嫌なので、最近は始発で高田馬場・御茶ノ水・板橋・用賀どれかに集まるパターンを設定しています。帰りの解散場所は練馬・高田馬場・新宿あたりがおおい気がします。

余談ですが、田中も若き頃は下心満載でしたので良く女の子の家まで迎えに行っておりました(笑)当時は新宿区に住んでいたのですが最長で神奈川の戸塚まで行ったことあります。また、土曜日の朝にお迎えが大変だから金曜日うちにとまらない?と言う口説き文句を何度か使いましたが一回も成功しませんでした(笑)

ヤマボク2ndステージ3

車を出す側、乗る側のそれぞれの立場。

現実には車を出す側の人が旅の決定権を持っていることが多く、一見仲間同士でも対等と思える関係でも微妙なパワーバランスの偏りが生まれてきます。そのパワーバランスがあまりにも偏ってしまうと、お互いに負の感情がうまれてしまいます。車を出す側は「運転はきついし車の維持費もかかる。車に乗せてあげてる」、車に乗る側は「滑りたい所にいけるわけじゃないし、行程もワガママは言えない。なんだか窮屈。」

そうなってしまうと、お互いに交通費の割り勘要員として金銭的なメリットだけでつながっているだけの悲しい関係となってしまいます。車を出している側の立場が多い田中としては同行者が車中で寝てばっかりとかスマホゲームをされると、ネガティブな感情を持ってしまいます。逆の立場からすれば、「車中、自由に過ごして何が悪いんだ」という意見も出てきてしまいそうなので、そこはお互い様と言う感じですかね。せっかく楽しく旅をする仲間なんだから、そこはお互いの立場を尊重して楽しいトリップができるように協力していかなければいけませんね。

雪バカ日誌からのちょっとしたご提言。

こんなことをいうのは本当は嫌なのですが、いろいろなスノーボーダーとかかわって旅をしてゆくと、意外と「相手を利用しようとする態度の方」がいらっしゃるという残念な事情があります。

「車だしてるんだから、リフト券ぐらい出してよ」「(前日に)他に誘ってくれた人がいるので今回はそっちに行きまーす」「お迎えは当然でしょ。なんか交通費高くない?もっと安くできないの?」と仰った方が実際にいらっしゃるのです。コレ。実際に田中が出会った人々ですよ。ノンフィクション。その他にも残念な方とも旅をしてきた田中でございますが、これ以上は空気が悪くなるので言いません。やっぱりそういう方々に共通しているのは「相手を都合よく利用しようとしている」という事なんですよね。

できましたら、皆様。どうか相手を利用することなく協力し合って、楽しいスノーボード旅行をしていただければと思います。まぁ幸いにも雪バカ日誌に寄せられる多くのコメントは非常に紳士的なものが多いのでこれを見てくださる方も、ジェントルな方だとおもっています。こんなことを申し上げるのは無用であったと信じていますよ!都内でサラリーマンをしながら数多くのスノーボード旅行をしている雪バカ日誌としても、車にかかわる諸処問題は結構頭を抱えるお話ではあります。そんな事を文章にしてみました。

本来であれば細かいことは気にしないで、いいよいいよとみんなで楽しく旅に出たいものなのですが、色々なスノーボーダーと関わってゆくにつれて、そうしたいと思えない方とも出会ってしまうこともあるんですよね。そんな時にこのエントリを思い出していただき、少しでも心のモヤモヤの解消をしていただければこれ幸いです。今回は、「車での旅。交通費どこまで負担してもらう?」を軸に文章にしてみたのですが、 金銭感覚や人間関係、それぞれの価値観もあるのでなかなかコレが正解と言うのは導き出せませんね。ウェットな話題で非常に読みにくいエントリになってしまったような気がます。

ちょっと最近の雪バカ日誌ではないテイストですよね。読んで引いちゃった方、ごめんなさい。
次回は久々に小ネタ集でございます!それでは皆様末永いスノーボードライフをお過ごしください!田中でございました!

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雪バカ田中

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何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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コメント

    • ささき
    • 2016.12.25

    初めてコメントします。
    自家用車に関する金銭の問題、ありますよね~。
    私も自分で車を出すことが多いのですが、出す側の苦労って分かって貰えないだろうな、と思っています。
    ガソリン代、高速代は分かりやすいので頭割りし易いのですが
    スタッドレス代、運転代、などなど・・・。運転する人間にしか分からない「本当はこんなに(金も手間も)掛かってるんだぞ~」という感情が。

      • yukibakatanaka
      • 2016.12.26

      >ささき様
      コメントありがとうございます。
      この話題はつきないですよねー!この記事は旧ブログからの転載なのですが、旧ブログの方でも多くのコメントが来ました。
      おっしゃる通りの出す側の苦労。これはある程度わかってもらいたい部分ですよね。しかし、この辺の事をあまり主張しすぎても痛いヤツになってしまうので、あまり口にはしません。でもでも、やぱっり負担は多大なものなので声に出して言いたい事でもあります。

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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