こんにちは!雪バカ日誌の田中です。
シーズンオフになり、来シーズンはどんなボード旅をしようかなーと漠然と考えているわけですが、一つのテーマとして、メリハリをつけた旅行がしたいというのがあります。ダラダラと漠然とトリップに出るのではなく、目的や変化を付けたトリップをしたいですねぇ。そのなかで、初心者のお友達とワイワイと旅行を楽しむという事をもう一度やろうかなとも思っております。
今回は、過去に作っていたボツネタエントリを焼き直してみました。大してオチもつかなかったお話なので多少ぼやけております。過去のお話となってしまいましたが、3月の下旬に初心者のお友達とまったりトリップに行ったお話です。
スノ―ボード初心者とまったり日帰りトリップ
ある春の週末。スノーボードの約束もなく、一人で天神平にでも行こうかなと考えていたところ、田中に一本の電話が来ました。友人「なんか趣味を作りたいからスノーボード連れてってよ。」高校時代の子持ちの友人から久々に電話が来たなと思ったらそんな電話でございました。去年あたりから、レンタルするほどの初心者とボードトリップなんてしていなかった田中でございます。たまにはそんなトリップもいいなぁと、雪バカの威厳を見せるべくスノーボーダーでない友人と旅に出たのでした。
とりあえず、道具はこちらで用意するとして友人には予算の1万円と洗面道具、あとは厚手のハイソックスと着替えとスポーツできそうなインナーを準備してもらい、朝の5時半に友人の家にお迎えに行きました。お迎えに行くと、これからスノーボードに行くとは思えないリュックサック姿で笑顔に迎えていくれた友人でございます。
道具は全くない。ボード歴は3回程度。そんな友人とたんばらに突撃。
友人はスノーボードの道具は全く持ってないので今回は田中のウェアとボードを貸してあげて、ブーツのみをレンタルするという形にしました。この時期にやっていてレンタルも充実していてまったり雰囲気のところという条件に合うのが、群馬県沼田ICのたんばらでした。当日は早朝に集合して、8時半にたんばら到着。そこからアウトドアチェアを広げて缶ビールを飲みながらまったり準備。
ブーツをレンタルして最初に滑りだしたのが10時頃でした。いつもなら準備にそんなに時間をかけられるとカリカリしてしまう田中ですが、本日はそれも想定内。嫁と子供を置いて旅行に出るという解放感と、早朝から雪山に旅行に出るという状況だけでテンションMAXになっている友人とにぎやかな時間を過ごしました。こう考えてみると、行きの道中からスノーボードトリップは始まっているわけです。ゲレンデで滑るだけがスノーボードトリップじゃないと実感します。
ちなみにですがこの春シーズンはローソン限定でたんばらのリフト券+レンタルで¥4,700というパックが販売されていました。初心者にしたら値段もお手頃。この料金に板も含まれていますが今回はブーツのみのレンタルでした。レンタルする場合って身分証明書が必要なんですね。初心者と行くときはその辺も事前にケアしておくとよいなと思いました。知らなくて無駄に車とレンタルショップを2往復してしまいました。
あとは、初心者と行くならばやっぱり春がおすすめですね。晴天率は高いし、寒くないし。あとは、サングラスで滑れるのがナイスポイントです。なぜか初心者はゴーグルを曇らせるのが得意なのでね、ゴーグルは使わなければ曇らないですから。
14:00頃にバテバテになる友人を雪バカ日誌の総力をもってもてなす。
お昼ご飯はレストハウスではなく、春ボードらしく雪のない駐車場で休憩。お湯を沸かしてカップ焼きそばを食べて、コーヒーを飲んでたっぷり休憩。節約もかねて駐車場に戻ってのんびりとしてした。雪山でコーヒーを淹れるというのも悪くないですね。普段よりおいしかった気がします。
早朝出発で車中から大はしゃぎをした上に、朝からビールを飲み、慣れないスノーボードをしたのでお昼過ぎにはバテバテになってしまった友人。午後2時ぐらいに上がって、川場村の悠湯里庵の日帰り温泉に行きました。その後は赤城に移動してスーパーコイケでお土産を購入してから、牛すじ屋に行きました。雪バカ日誌の総力をもって友人をおもてなしをいたわけです。帰路についたのは18:00頃でしたかね。雪バカ日誌でおなじみのコースでございます。
牛すじ屋さんでもいつも通り肉をたらふく食べて満足。ここまで、楽しんで1万円!友人よ。スノーボードも悪くないだろ!いつもこんなにいい旅になるとは限らないけどな!ガハハ。
非常に盛り上がったのでオフシーズンにウェアを買いたいぐらいは言ってくるかと思いきや「また行きたいから誘ってよー。田中と行くと全部道具もあるから楽チンだわー」とのことでした。おいおい。趣味を作るんじゃないのかよ。
非スノーボーダーとスノーボードに行くという事。
非スノーボーダーとスノーボードに行くのはやっぱり大変だと思います。まずね、スノーボード行こうって誘っても「行けたらいく」の反応が多かったりするんですよね。女子大生の飲み会に対するスタンスぐらいの感じ。バカヤロウ。スノーボードトリップの前日に飲みすぎちゃって二日酔いだから行けないってドタキャンも少なくない。バカヤロウ。
あとは、レンタルはダサいからテンションが上がらないとか言っちゃったり、お金ないから安いところ行きたいとか無茶なリクエストされたり。とにかく、奴らは都会の感覚を持ち出してきます(笑)そんな非スノーボーダーの倫理にトリップの行程を合わせていくと、逆にスノーボーダーが楽しめる旅行にならない事が多いというのがだいたいのパターンなんですよね。
でもでも!元来は都会で仲の良い友人。そんな友人とはスノーボードトリップに出かけるだけでも非常に楽しいわけです。特に今回は道中の車でのおしゃべりはとても盛り上がりましたわ。田中としても友人とたわいのない話で盛り上がって本来の旅行という意味では大満足いたしました。非スノーボーダーの人と楽しんでトリップをするコツは、こちらの価値観を押し付けずに体力的に無理のない範囲で楽しんで、アフタースノーも楽しむという事なのかもしれません。
あと、感じたのはやっぱり景色を眺めるって大事ですね。田中にとっては毎週のように訪れる雪山での景色も、友人にとっては新鮮そのもの。友人は山頂から(と言ってもたんばらの景色はそんなによい方ではないんだけども)の景色に感動して写真を撮って、FBに上げておりました。そういう興奮や楽しみを当たり前とせずに、まいどまいど楽しみにしたいと再認識いたしました。
今回は、オフシーズンらしくまったりとしたお話でございました。特に言いたい事はないんですけどね、久しぶりに初心者の人と行くと意外な楽しみが見つかったのでそれはそれでよかったなんて言うお話でした。
それでは皆様。おもいおもいの良いオフシーズンをおすごしください!田中でございました。
関連エントリ:
雪バカ日誌2014年10月5日「群馬県の川場村、悠湯里庵(ゆとりあん)の日帰り入浴はスバラシイ!」
更新履歴:
2015/11/17文章を少し訂正いたしました。
2016/11/11タイトルURLを修正しました。
No,117
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