スノーボードで動画撮影するための基本的な準備やコツのまとめ。

まとめ

こんにちは田中です。今回は動画撮影についてでございます。

一昔前と比べると、ウェアラブルカメラやスマホの登場で動画撮影は非常にハードルが下がりました。私のような素人スノーボーダーでも気軽に文明の発達を享受できるようになりました。派手なトリックやパーク遊びができなくても、友人との思い出づくりや自分のフォームのチェックなど、いろんな角度から楽しめる動画撮影。今回はそのちょっとしたコツや基本的なポイントをエントリにしてみます。

goproの写真

買うならばウェラブル系で一択。製品サイクルが早いけどね。

カメラについてです。大きく分けて3種類。ビデオカメラやデジカメでの動画モードでの撮影。Goproに代表されるウェラブル端末、そしてスマホ。どれでも動画は撮影できます。新しくそれ用に購入を検討するという場合は現状ではウェアラブル一択ですね。小さい、防水、操作が簡単とスノーボードに必要な要素が詰まっていますので、これから用意する場合は今のところウェアラブルで間違いないです。

ウェアラブルカメラはgopro,contour,isawから始まって、国産メーカーからもいろいろ出ています。個人的にはgoproが一つ抜けてる感が強いです。田中もgoproですわ。goproのメリットはオプションが多いというところ。あとは何と言ってもこのジャンルのパイオニアであるというところです。goproは日本のバラエティ番組でも多用されてますね。ウェアラブルの難点をもうし上げますと、このウェアラブルカメラ市場は現在加熱しておりまして、次々と新製品が出ます。goproも毎年のように新バージョンが出るので、非常にサイクルが早いのです。自分の持ってるのが来シーズンではもう型落ちなんてことがザラにありますので投資効率がそれほどよくないという点です。

カメラの機能について。特に何でもいいけれど、fpsだけはチェック

カメラの性能的にはfpsという用語が出ててくるのでこれだけは知っておいた方がいいかもと思います。Flames Per Secondの略で「1秒に何フレーム撮れるか」となります。スローモーション再生の時のなめらかさに違いが出てきます。自分のトリックやフォームをチェックしたり、ちょっと編集でスローを使いたいなんて言う時にこのfpsで差が出てきます。スノーボードは人が激しく動くスポーツですので動きになめらかさがあった方が動画がきれいに見えたりします。

スノーボードは雪が飛んだりとシーンの細かい部分までもを残せると楽しいのでfpsは高い方がいいと思いますが、撮った動画ファイルは重くなるというデメリットもあります。その辺の塩梅はカメラの撮影モードで変更できますが、最高で設定できるfpsはカメラの性能に依存しますので、カメラを買う際や撮影の際にチェックしてみるのがよいとおもいます。

撮り方のコツ。やらなければいけないのは手振れ対策。

まず。雪バカ日誌がおすすめしたいのは広角レンズでの撮影です。Goproが広めたこの広角レンズの世界。広角レンズとは、より広い範囲を撮影できるよう目的とされていて、云々。詳しく知りたい方はgoogleさんでどうぞ。とにかく、広角レンズについて検索してみるといいですかね。スノーボードの動画に使う広角レンズの角度は160~180°あればOKです。広角レンズがあると雰囲気がよく景色もバッチリ取れます。スマホに装着できるクリップ型のレンズなんかも売っていますので気になる方は探してみるといいと思います。

あとは、重要なのは手振れ対策。滑走シーンを追い撮りする場合は特に必須です。素人がただ追い撮りするとザザザーという風切音と手振れで見れたもんじゃない代物が完成します。見ていると気持ち悪くなる動画は見返すきになれません。おいどりの際は一脚などを両手で持って撮ったり、カメラハンドルを使いながら定点で撮ったりと、何かしら工夫するのがきれいに撮るコツです。

田中は最近気になっているのはスタビライザーというアイテム。ヤジロベーのようなバランス機構で、走ったり歩いたりしながらでも手振れのないなめらかな画が取れますよというものです。これは、今後流行りそうな気がします。けど、ちょっと重そう。下の画像はgoproの2/3用のものです。


動画は編集してなんぼ。という件。

楽しい動画撮影なんですが、撮影した動画って意外と見返すのに手間がかかるんですよね。たとえば、30秒撮影した動画は見るのに30秒かかります。15分ならば15分かかるわけです。また、パソコンで動画ファイルを整理してもサムネイルだけの表示ではなかなか管理が難しく、見返したいシーンが写っている動画ファイルを見つけるだけでも苦労します。そんなわけで、撮っておいた動画は探すのも手間だし見るのも手間がかかりお蔵入りすることとなります。

そこで、必要なのは編集です。トリップごとやシーズンごとにナイスなシーンばかりを集めた動画に編集しておきます。編集と言っても、だいたいは切って貼ってを繰り返すわけです。PCについている無料ソフトでできますので簡単です。さらに、編集する事を前提に撮影することも一つの撮影のコツです。10分以上の長回しの動画はあとで見返したり編集するのが大変です。必要なときにカメラを回したり、長回しになりそうなときは何分かに一度録画を止めるのが後々も動画をコツです。

トリックができなくても味のある動画を撮ろう!

世の中に出回っているスノーボードの動画は大半はトリックやパークライディングに焦点を当てたものです。でも、そんなに上手じゃない田中のような方々!安心してください!トリックができなくたって楽しい動画撮影は十分にできます。たとえばなんですがローアングルで自分の足元視点の滑走シーンを撮ったり、レンズを上に向けてカメラを雪に埋めてカメラの上をオーリーで飛んでみたりと、とにかく工夫次第でいろいろ楽しく動画が撮影できます。テクがない分、想像力で勝負です。

ぜひぜひ、手持ちのオプションを駆使して面白そうなシーンを撮ってみましょう。顔面に雪をぶつけるシーンを高fpsで撮ってスローにしてCM風にしたりもありですね。また滑走シーンだけじゃなく、仲間と買い出しに行くところや乾杯しているシーンなどを撮って自分たちのトリップをムービーに仕上げるのは非常に面白いです。

レッツ動画撮影!あると便利アイテム。

・1脚。


これは基本アイテムですかね。都会ではセルカ棒なんて呼ばれています。仲間を追い撮りするときに手振れ対策用にしてもよし、自分を自分撮りしてもよし、もしくは上に持ち上げて高所からのアングルを撮ってみたり。色々活用できます。ボード用ならば1mもあれば十分。できるだけ折り畳みの段数が多く、コンパクトになるものを選びましょう。あとは、1脚だけに限った話ではないのですが、カメラのマウントを確認。goproならば三脚用のマウントが必要になります。あとは、折り畳みできるといえどもポケットには入らないので、撮影しない時はバックパックに入れておく必要があるのがちょっとジレンマ。

・ゴリラポッド。

1脚はかさばるからイヤという方やバックパックは持ちたくないという方はこちらをどうぞ。こいつを持って撮影するだけでも手振れは軽減できます。ミニ三脚としてレストハウスやお宿での談笑シーンを撮ったり、タイマーで集合写真を撮るときなどに使えます。

個人的には高所から見下すようにカメラを固定して、仲間との集合写真を上から取るのが好きでした。超余談ですが、フットサルのゴールポストに固定して試合動画を撮るとかなりいい画が撮れたりします。

・カメラハンドル。

スケートなどの撮影でおなじみのアレ。U字を右に倒したようなやつでカメラをぶら下げるように持つことができます。スノーボードのDVDなどでもチョイチョイ出てきます。あとは、テレビ番組「初めてのお使い」の大活躍なヤツ。

ちなみに、これは業務用で高いと思われがちですがや意外と安いのでお勧めだったりします。スケートだけじゃなくてスノーボードもローアングルで取るとカッコいい画が取れます。ローアングルで撮影が本来目的なのですが、これも結構けっこう便利です。手元が安定するので手振れ対策にもなります。1脚でも事は足りるのですが、より臨場感があって横ノリらしい動画が撮れる上に本格派な感じがするのでこっちも好きです。

・カイロ


雪山。寒いのでバッテリーのヘリが非常に速いです。予備バッテリーを持っていくのがいいのですが、バッテリーは高いのでいっぱい撮影するという方で節約志向な場合はカイロを。カイロでカメラを保温しておくとバッテリーの持ちもよくなります。これは、スマホなどをスキー場に持っていく場合も使える小技です。
ブログを始めてからはあまり動画撮影をしなくなったのですが、以前は良く撮っていた田中でございます。動画編集も意外と楽しくて、家で編集しているとついつい2~3時間経っています。ビールが進むんですわーこれが。動画撮影・編集となると「昔はサンヨーからザクティというガンタイプの防水カメラが売っててだな…。」と言う年齢がバレるトークをしたくなる田中でございました。
それでは皆様、よいスノーボードライフをお過ごしください!

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2016/11/4 誤字を修正し小見出しのサイズを変更しました。

No,119

雪バカ田中

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何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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