どうも、雪バカ田中です。35歳サラリーマンスノーボーダーです。特に大きな話題でもないのですが、今年のオフはスノーボードショップ巡りをしていました。今回はそんなお話です。
ガチ勢は行きつけのショップを持っていることが多い!?
ここ数年はこのブログをやっていることもあり、ガチ勢のスノーボーダーさんとお話させていただく機会があるのですが、そういう人たちに共通するのは行きつけのショップを持っていることなんですよね。「どこで買ってるの~?」なんていうトークは必ず出てくるし、ショップで聞いたというコアな話をしてくれることが多いので、田中もショップに興味を持つことになりました。
田中は量販店やネットで買うことが多いのですが、今年はそんなタイミングでギアを新調しようと思ったこともあり、マイホーム神田から出ていろいろなショップに足を運んでみました。出張や旅行の際には遠方のショップにも行ってみましたよ!固有名詞は避けますが、けっこういろいろ行きましたよ。北海道・宮城・福島・新潟・長野・群馬・石川・名古屋・大阪にある主要都市近辺のスノーボードショップ。
※ 今回の雪バカ日誌は「ローカルショップ」や「ショップ」という表現をしますが、言葉の意味としては量販店(パープルや勝利の女神みたいな感じ)以外で、東京・神田で個人店っぽく展開しているチェーン店以外にあるお店のことを指していると思ってください。
ローカルショップがおもしろい!ショップ文化に初めて触れてみたのでした。
いろいろな土地のショップに行ったみたのでした。ショップって、ただただスノーボード道具が置いてあるお店だと思ったら大間違い。けっこう個性があるんですよ。なぜか、唐揚げ屋さんの中にあるショップや、アパレルとパウダーギアの複合店など、それぞれの個性がたっぷりです。ローカルショップといえばヒップホップがドムドム流れていてスタッフさんは怖くて話しかけずらいなんていうのがイメージでしたが、そんなのは思いすごしでございました。
たいていのショップは気前のいいおじさんや、めっちゃスノーボードにはまり込んでる気さくなお兄さんがいることが多いです。そしてアイドルかと思えるようなめちゃくちゃカワイイ女性の定員さんもなぜかいたりしてね。
どうしてそんなショップがなぜ面白いかといえば、まずは品ぞろえ。大抵のアイテムは量販店と一緒なのは事実ですが、細かいセレクトが量販店と違うのでカッコいいものが多いんです。スノーボード関連のyoutubeやinstagramなんかでライダーさんが身に着けてるインディーズブランドや、「え、コレDVDになってたの?」なんていうマニアックな国内DVDが置いてあったり、発見が多いんです。
そして、お店によってはオリジナルのアパレルを作っていたり、インディーズブランドとのコラボTシャツを置いていたりします。こういうのはイイお土産になりますね。それからステッカーの品ぞろえを眺めるのも面白いです。そういう小物漁りをしにいくだけでも単純に板やバイン、ウェアを買わなくても楽しめるんですよね。
(ってなわけで、ショップに行くたびに買い物ばかりをしているので、今年のオフはけっこうお金を使っています)
そうやって、店内を眺めているとふとした時に始まる、スタッフさんのお声掛け。「いま板何乗ってんすか?あそこのスキー場行きます?え?東京の人なんすか?じゃぁ、○○君知ってます?いや、知らないっすよね。東京人多いっすもんね。まぁまた、近くに来たら寄ってくださいよ!」おなじスノーボーダー仲間として受け入れてくれる感が楽しくて、ついつい買い物してしまいます。
例えるならば、バーです。
例えるならば、ショップってバーなのかもしれません。同じ酒を飲むにしても、酒を買ってきて家で飲むよりバーテンダーのうんちくを聞きながら飲む酒は味が違う気がするのです。ウィスキーは、同じ銘柄ならば酒屋、ネット、免税店で買ってもどこでも一緒ですが、バーで飲むウィスキーはちょっと高くてもやっぱり上手い。それに似ている気がします。
そして、ローカルショップにはその土地に根差した情報がたまっています。エリアのフリーペーパーがおいてることも多いですよね。「この辺はねー、○○っていうスキー場が穴場なんで、次は冬にも○○県に滑り来てくださいよー」とか、その土地で生きている人々が発信する生のおすすめ情報が聞けたります。
思うに、量販店が用具売りであるのに対して、ナイスなローカルショップはスノーボードのライフスタイル売りなような気がします。用具売りからしか買った事がなかった雪バカ田中にとっては、このライフスタイル売りというのが結構ツボに入っています。というのも、田中はギア選びに関して完全フィーリング重視なので、ギア選びのアドバイスとか別にいらないしと思っていました。が、実際はスノーボードライフを楽しく過ごすヒントやアイテムが詰まっている場所だったのです。
そんな小話でした。
うおー!ショップ巡りは楽しいぜー!といいつつ、中には残念なショップもあったりするのも現実です。商品にホコリがかぶって陳列されていたり、ギアやウェアを自分のところで買っている常連以外を相手にしてくれなかったり。量販店の悪口を言うオーナーさんもいます。なかには「もう、このギョーカイ終わってますからw」なんて自虐的に愚痴を吐いたりして。いまだにそういう残念ショップもあるのは事実です(上の写真のお店は違いますよ!)だからこそ、いいショップに当たったときにはうれしさ倍増でショップ巡りが楽しいんですわ。
というわけで、ネタギレなもんで今年のオフに雪バカ田中が密かに行っているローカルショップ巡りについてのお話させていただきました。実際、ネットショッピングが便利になってきている現代。スノーボード用品だけでなく、いろんなものを実店舗でお買い物はする機会はどんどん減ってはいますが、ローカルショップでの買い物はそれはそれで楽しいんです。
皆様も旅先で天候不順だったり時間ができたときはご当地ローカルショップ訪問はいかがでしょうかね。スノーボード好きな人には、きっと思いがけない出会い(そして出費)が待ってますよー!
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NO,363
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