スノーボーダーがスノーボードを嫌いになるとき。

雪バカコラム

こんにちは田中です!シーズンインに向けていろいろ考える事もあってか、エントリも増えております。

さて。今回はスノーボーダーがスノーボードを嫌いになるときです。好きだからスノーボーダーなんじゃないかと思われますが、スノーボーダーだってスノーボードが嫌いなときもあります。田中の周りにもスノーボードを辞めてしまった友達がいます。

スノーボーダーなら誰でもスノーボードが嫌いなるときはやってくる。そして、その時はどんな風にスノーボードと接すればよいのか。嫌いになるときのポイント3点をまとめてみました。

ボードとペニー

嫌いになるときその1 とにかく上達しない!

スノーボードは上達が遅いスポーツです。理由はシーズンが限られているし、練習できる回数も少ないから。そして、滑る間隔があいてしまうと前回できたことができなくなってしまいます。せっかくスキー場に行ったのに前回の復習作業でその日が終わってしまい新しいトライがなかなかできない。そんな歯がゆさがあるスポーツです。

特に、初級者段階からワンステップ上に行くための180やカービングターンができるまでには、想像以上に時間がかかります。そして、多くの人がこの段階で壁にぶつかります。その後も上達思考の方は上達を実感できない壁がいくつも来ることでしょう。スノーボードが大好きで上達を目指しているのに、なかなか上達が実感できないというジレンマがあります。自分の使っているギアが悪いのか、練習方法が悪いのかと、いろいろ考えて試行錯誤してみるもののうまくならないという歯がゆさを感じる時があります。そんな時に思います。スノーボードが嫌いだと。

上達のコツは、他のスポーツ同様に適した環境でバランスのとれたメンタリティで練習するとだと思います。でも、スノーボードは天気を相手にするスポーツ。悪環境であってもせっかくスキー場に行ったからには、練習がしたい。せっかくお金と時間を使って来ているのだからと、悪環境でもトライしてみるけど、うまくいかないことが続きイライラしてしまうことがあります。

そんな時にはイライラして意固地になって同じことを繰り返してもつまらないので、気分を切り替えて、別のライディングをしてみるのはいかがでしょうか。そんな時に田中が行うのがスイッチスタンスでのライディングです。行き詰ってしまって、うまくいかないという時はスイッチで滑ってみると、意外と新しい発見があって面白いと思います。 スイッチスタンスで滑るとうまくいかないことが多く、基本に立ち返ってきちんと滑ること考えながら体を操るので、今一度自分の滑りを考えるいい機会になります。

スイッチスタンスを練習すると、なぜか上達する気がするのはきっと基本に立ち返って体を動かすからなんですかね。やったことのない方は是非お試しいただくといいと思いますよ!

嫌いになるときその2 せっかくスキー場に行ったのに環境が悪い!

せっかくの休日に時間をお金をかけて雪国に足を運んだのに吹雪いて寒かったり、雨が降っていてとてもつらい状況があります。また、スキー場が混雑していて人ごみの中で思ったように滑れなかったりして、モヤモヤしてしまうということがあります。なおかつ、そのふたつの状況が重なるともう最悪。寒い中リフト待ちしてまで滑りたくないよと思ってしまいます。

だって、どうせリフトで登っても滑り降りてくるだけなんだから。そんな中でも、せっかく東京から来たんだからとがんばって滑るもののどうしても楽しくない。せっかく来たのにと、無理をして滑るけども楽しくない。そして、同行者はもっと楽しそうじゃない。何のために来たんだよとスノーボードが嫌いになります。
田中自身もシーズン中に何度もそんな時に当たりまして、だから嫌いなんだよ!スノーボード!と叫びたくなる時があります。そんなときは、リフト券代はもったいないですが思い切って早めに切り上げてスキー場周辺の雪国グルメや温泉を堪能しに行くのはいかがでしょうか?

スキー場を滑るだけでではないのがスノーボード旅行だと思います。雪国のしんしんとした雰囲気感じて、ゆっくりほっこり雪国を楽しむのもいいと思います。行ったことのない温泉にはいったり、食べたことのない料理を味わってみるのも旅の醍醐味でございます。

嫌いになるときその3 一緒に行く人がいなくなった!

去年、一緒に滑ってた人が結婚して行けなくなった。一緒にスノーボードに行ってた友人となんとなく気まずい関係になってしまった。属してたコミュニティのスノーボード旅行が好きだったけどそのコミュニティとは離れてしまったなど、仲間の環境変化や自分の心境の変化でスノーボードは好きなんだけども、なかなかスキー場に足を運ばなくなり挙句にはシーズン中一度も行かなかったなんてこともあります。

また余談ですが、女の子がスノーボードを嫌いになる理由の第一位はスノーボード好きの彼氏と別れたからだと個人的に思っております(笑) これも環境の変化ですよね。実際に田中もこんなトラブルを抱えたときがありました。そんなとき、田中はヒトリスト活動をしてダラダラと気が向いた時にだけスキー場に行くということをしておりました。

そんな壁に当たっているの方がいらっしゃるとしたら、ぜひともヒトリスト活動がお勧めです。ヒトリスト活動で得られる行動力は実生活でもきっと役に立つはずです。(そう思いたいという願望も込めております)そこまでしていきたくないけどもやっぱり好きだよスノーボードという方には、SNSなどを使って相乗り相手を探してみるのもいいと思います。田中も実際にSNS相乗り相手を募り、スノーボードに行ったことがありますが、いい人が多かったです。(中には癖のある方もいらっしゃいましたが(笑))

また、好きなショップのツアーやキャンプに参加するのもいいと思います。ちょっと勇気を出して行動してみると意外とスノーボード仲間なんてすぐに見つかりますし、その仲間が今後のスノーボード活動での糧になりますのでぜひ、行動してみるといいと思います。

上記3点を嫌いになるポイントとして挙げてみました。
田中も何度も経験している「だから嫌いなんだよスノーボード!」という思い。そして、きっとこれからも何度も経験するでしょうね。そんなときこそ、新しい何か別の発見をするチャンスだと考えて、少しでも有意義なボード旅にしたいものですね。だから嫌いなんだよ!スノーボード!愛しているけどね!

以上、田中でございました。

関連エントリ:

更新履歴:
2014/11/26文章を加筆修正いたしました。
2017/4/13 開業を修正し、関連エントリを挿入しました。

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雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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雪バカ田中

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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