雪バカが重い腰を上げてようやくスノーヴァ溝ノ口に行ってみたお話

スノーボードのスキー場

どうも田中でございます。先日、雪バカ日誌を読んでくださっているという方とお会いしました。共感できるとか、通勤の途中に見るのが楽しみだとか、いろいろ暖かいお言葉をいただきました。ありがとうございました。

さて、当方は雪バカでございます。雪バカなんですけど、雪がないとただのバカでございます!というわけで、雪があるところをもとめて、意を決してオフトレ施設に行ってみたお話をいたします。

苦節8年。ついに重い腰を上げる

毎年、この時期になると思うのが今年こそはオフトレをやるぞ!という事です。田中も8年ぐらい前からウダウダ考えておりましたが、結局実践することはありませんでした。しかし、今年はついにやってやりました!オフトレ施設に行ってみましたよ!

オフトレ施設で選んだのはスノーヴァでした。理由は立地よりもギア的な部分ですね。ブラシ施設はエッジを丸めなければいけなく、ウォータージャンプはブーツがずぶぬれになって劣化が早いようです。そこで手持ちの装備でやれそうなところとして、スノーヴァを選びました。こういうオフトレ系の施設ではヘルメットの着用がマストになっています。スノーヴァ溝ノ口には無料のレンタルヘルメットがありました。

行ったことのないスノーヴァでしたが、昨年のオフにブログ「DQNボーダー養成講座」のエス氏さんが2016年5月16日「オフトレ 室内ゲレンデ編 その1 スノーヴァ溝の口」という記事をあげていらっしゃいました。これはスノーヴァ溝ノ口のハーフパイプキャンプという、パイプをレッスン生で貸切にする4時間のレッスンに行ってきたという内容なんですが、これならば自分でも行けるんじゃないかと思い、この記事をまるパクリして自分も行ってみようと思ったわけです。

スノーヴァ 溝ノ口について

http://www.snova246.com/
〒213-0033 神奈川県川崎市高津区下作延5-28-1
TEL:044-844-1181
JR南武線津田山駅から徒歩3分です。車だと246と環八の瀬田交差点から4km15分。

滑走料金はいろいろ形態がありますが、大人4時間で¥4,200。その他に初回は入会金¥1,050がかかります。今回はキャンプという事で10:00~14:00の滑走でレッスンとお弁当付きで¥7,350でした。滑走料金からすると、レッスン料はスキー場と比べると割安な設定ですね。また、駐車料金はスノーヴァ利用者は無料になります。

また、平日2時間の利用は大人で¥2650コスパはいいです。2時間券を買うときはJAFカードやJSBAの会員カードを見せるとを割引になります。

ビビりながら行ってみたスノーヴァ溝ノ口

オフトレ施設のスノーヴァといういえば、超上手い人ばっかりなイメージ。そして、噂ではあずきバーと称されるカチカチバーン。そして滑走距離は短い60m。これって実際滑りに行って楽しいもんなの?っていう印象でした。実際にこれが行く前に感じていたハードルです。このハードルのために8年間行くのを躊躇していました。

で、実際に行ってみたわけですが、最初に感じた空気は予想通り超アウェー。週末の午前中のスノーヴァ溝ノ口は上手なキッズたちのお稽古場になっております。その子たちがガンガン滑るから、もうおじさんはタジタジになりましたよ。その保護者の方もちょっとヨコ乗り系っぽい感じで待合室も独特な雰囲気が流れています。

高校一年のときに、ビニール袋がほしくてムラサキスポーツに初めて入った時を思い出しました。小心者の田中はどうしてもこの空気に入り込めず、初めてのレッスン開始まで喫煙所とトイレをなんども往復していたのは内緒ですよ。

行ってみて変わったスノーヴァのイメージ。

まず、最初に想像していた超上手い人たちばっかりでヤバそうという部分に関してはやっぱり変わりませんでしたが、彼らは自分の滑りに集中しているので問題はありませんでした。こちらの滑りを見て「ヘタクソは来るんじゃねー!」なんてことは言われませんのでご安心を。この空気は一度浸かってしまえば、意外とイケる感じです。野沢の外湯感覚ですね。ルールを守って滑走すれば、どんな人でも普通に楽しめると思います。

そして、あずきバーと称されるカチカチバーン。正直言ってやっぱり地面は固いです。しかし、雪が剥げて氷がむき出しになっているところ以外は、スキー場のアイスバーンと違ってエッジは噛んでくれるので思っていたよりは滑りやすかったです。むしろエッジワークがシビアなので、ここで練習して上達すればスキー場での滑走で生きるんじゃないかなと思いました。

始めていくならばスクールがおすすめかもです。

今回は初めてのスノーヴァという事もあり、キャンプといわれる練習会に参加しました。もし、スノーヴァに行くことを考えていらっしゃる方がいるならば、1回目はスクールやキャンプに参加されることがいいと思います。滑り出しのローカルルールや施設の利用法もコーチさんが優しく教えてくださいますので、その辺のアウェーの空気がだいぶ解消できました。そして、レッスンのビブを装着すると下手くそを認識してるからね!という免罪符に感じます。

もちろん、コーチのアドバイスをもとに滑るので上達は早くなると思います。そのアドバイスには安全に滑る方法なんかも含まれているので、自己流であずきバー状のバーンを滑るよりかはだいぶ安心感が高まるかと思います。自分はキャンプに参加してかなりよかったと思っていますよ。

初めてスノーヴァへ行く方への引き継ぎ事項。

実際にスノーヴァに行ったことないけど、行ってみようかなぁという方に向けて、ちょこっと引き継ぎをさせていただきます。まず服装についてですが、冬のガチ装備で行くとけっこう汗をかきます。春シーズンな感じで服装行くのが良いと思いますね。

また、空気が乾燥しているフィールドで汗をかくのでかなりノドが乾きました。田中はスノーヴァに4時間滞在しましたがドリンクを4本も買ってしまいましたよ。もちろんドリンクの自販機はありますが自前で用意していくと多少の節約になります。それから、グローブもできる限り薄めのものをそれように用意するといいかと思います。手にもかなり汗をかきますので、スノーヴァでゲレンデ用の本番グローブを何回も使うとすぐにクサくなるかと思います。

あとは、プロテクター推奨です。コーチからも次からはケツパッドもってきてねって言われましたよ。アイテムに入る際に必要なヘルメットはレンタルしても問題なかったです。最後に帰り道。津田山の駅前の踏切は超えると信号がすぐあるので、信号待ちでは必ず踏切前で待ちましょう。

ここ来ればうまくなる!でも、楽しむというよりは練習施設なんです。

というわけで、スノーヴァの初体験を済ませたわけです。行ってみた率直な感想は、「ここくれば上手くなるわ!また来たいわ!」でした。これならばもっと早くに行っていればよかったなと思います。

ただね、スノーヴァは本当に練習施設といった感じです。空気的にもストイックな感じです。しかも週末は混んでいます。滑走距離もたったの60m。たいして10月下旬にオープンする狭山は300m、イエティは約1km。あまり滑走自体を楽しめるわけではありません。滑走の上達意外を考えることができないというスノーボードは個人的にはつらい部分もありますね。

大人が週末に遊びに行くにはお値段もそこそこするので、継続していくにはアズキバーのような根性が必要かとおもいますが、これからもチョイチョイ行ってみようかなと思っております。

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更新履歴:
2017/10/10 文章を修正しました。

No,281

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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コメント

    • にんぐる
    • 2017.06.04

    田中さんおはようございます。
    私もオフは何して過ごそうか考えてる最中でして、久々にスノーバ行ってみようかな(^^)
    夏でも室内で安定して練習出来る施設は貴重ですよね〜
    今でもザウスがあったらなーなんて妄想しちゃいます(≧∀≦)
    あーあ…締まったバーンやパウダーを滑りたいですね。
    あと半年( ; ; )

      • yukibakatanaka
      • 2017.06.04

      ニングルさんおはようおざいます!
      ザウス!すごく懐かしいですし、今あれば超貴重な場所ですよね。

      にんぐるさん、シーズン終わったのですすか?今シーズンもお疲れ様でしたー!

    • にんぐる
    • 2017.06.04

    お疲れ様でした。
    はい!2週前に月山にて終了しました。
    気分転換にもう一度くらい月山行きたいのですが、距離が…という感じです。
    登山もスタートしましたが、雪山が恋しくて抜け殻感が否めません( ; ; )
    今週はイベントがあるので楽しみです。
    田中さんも良きグリーンシーズンを‼︎
    更新楽しみにしてます(^^)

      • yukibakatanaka
      • 2017.06.04

      えー!もう登山ですか!すごいですね。といっても、うかうかしていると梅雨になり真夏になっちゃいますもんね。
      今回の雪バカ日誌、日曜の朝更新ということでかなりのレアケースです。更新情報もtwitterで流していない段階でにすでに新着記事を見つけた、にんぐるさん。さすがです!

雪バカ田中

雪バカ田中

何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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