こんにちは田中です。
お買いものの季節でございますので、今回はお買いものに関するお話です。バインディングについてです。バインについてのちょっとした小話をさせていただきます。
ビンディングとバインディングどっち?
こちら、永遠のテーマです。特にブログを初めてからはスノーボードを文字にすることも多くなりこの問題は非常にやっかいなのです。これスノーボードのブログやってる人あるあるだと思います。「※ビンディングともよばれていますがバインディングと書かせていただきます」なんてやるのはもうめんどくさいわけです。両方とも表記にするとBindingとなるわけですけど。ビンディングがドイツ語読みバインディングは英語読みだそうです。
個人的には、昔からやっている人はビンディングと読んでて、最近の人はバインディングと呼んでいるイメージですかね。田中も昔はビンディングと呼んでいましたが、最近はバインディングと呼ぶようになりました。理由はバインディングはバインって略称で呼べるからです。「ビン」って略すとなんか語感が悪いです。余談ですが、同様の呼び方問題にバートンの読み方問題ってのもありますね。食べ物の牛丼みたいにバートン(↑)って呼ぶのが正しいのか、飲み物のサイダーみたいにバートン(↓)って呼ぶのが正しいのか永遠のテーマですね。
ぶっちゃっけ、バインってよくぶっ壊れるよね。
ウェア・板・ブーツ・バイン。この中で一番よく壊れるのがバインかなと思います。田中もスノーボードを始めてから7個買いました。ストラップがちぎれたり、リフトでハイバック割っちゃったり、アジャスタ(調節するところ)のネジが吹っ飛んだりと、何かとトラブルが起こるのがバインだったりします。
そして、スキー場で滑っているときにバインにトラブルが起こるとかなり凹みます。本当に悲しい思いをします。始めて間もないスノーボーダーの方はスノーボード用品は一生モノだ!なんて思うかもしれませんか、バインだけは消耗品として考えてもいいんじゃないでしょうか。しかも、高くていいバインほどよく壊れるイメージです。やっぱり各種の調節機構が多くついていたり、軽量化されているからあまり耐久性が高くないのかなと勝手に思っています。消耗品感覚なので田中はバインを買う時は価格も基準に選ぶことが多いですね。
どうせぶっ壊れるんだから定価4万円以下のものでいいやって感じですね。でもでも、どうせ買うんだから前のよりいいグレードのものが欲しいっていう欲望も出てきます。ジレンマです。まぁ、そんなバインのトラブルが新しいモデルを買うきっかけになっていたりします。
UNIONの昨年モデルのフォースと2年落ちモデルのフライトプロが手元にあるので比較してみました。
ある日。田中はヒマをいいことに家でビールを飲みながらニヤニヤとじっくりとさわって比較してみました。
1、フライトプロ。柔らかく安価なモデルだけれども軽量が特徴。
2、フォース。固く早いレスポンスが特徴の中級モデル。
2つの特徴はそんな感じです。そんな2つのバインをおっさんボーダーがニヤニヤしながらじっくり眺めてみました。まずは、違いがあるのはストラップですね。トゥ・アンクルともに明らかに2のほうが作りがしっかりしています。1の方でもいいんだけれども、2の方が付け心地はよさそうです。さわってみると明らかに感触が違います。
あとは、ベースの固さ。バインの両端を両手でつかんで横にねじってみると1はたわむのに対してまったく2はたわみません。ベースカバーの素材や厚さも違いますので、踏んだ感触はだいぶ違っくることが想像できます。ハイバックのたわみ方も違う様な気がします。それから、バインの底の板と接する面に貼りつけてあるクッションの量、位置も違います。
そんな感じで、いろいろと比べてみて始めて理解できる部分が以外と多くあることがわかりました。同じブランドでもモデルによっていろんな部分が違っています。スノーボードギアを選ぶ際に固めor柔らか目という指標がありますが、実際に触って比べてみるとそれが大きく理解できます。2つのバインを比べてみてここまでいろいろな違いがあるのかとびっくりしました。これは大きな発見でしたね。
もちろん、1と2を比べてどちらがイイという訳ではありませんし、予算にもよるのでどちらを選ぶのが正解と言う事はありません。すべては触感のフィーリングが自分に合うか合わないかだと思います。つまり、何がいいたいかと言いますとバインは触感でしか違いや特徴がわからないのです。もちろん見た目のフォルムも違いもありますが、実際さわってみて比べてみないとバインそれぞれの特徴は理解しずらい物であるのです。
もし、店頭でバイン選びをする場合にはこういう触感チェックしてみるとをいいとおもいます。
実際にさわってみて、他のモデルと比較してみて、初めてバインの特徴が分かってきます。バインを選ぶ際は実際に店頭でいろいろなものと比べてみて、自分に合うものを探すというのが賢い買い物方法かと思います。バインの細かいギミックであったり特徴と言うのは他のモデルと比較してみないとなかなか実感できない部分です。
ネットやカタログの単体だけの情報だけではまったく伝わってこない部分ですので、インはお店で実際に触ってみて他のものと比べてみて買うのがいいのかと思います。どうしてここまで触る・比べると言う部分をお勧めするかと言えば、そのバインのフィーリングが自分に合いさえすれば、必要のない過度な調節機能が着いていたり、必要機能以上のハイバックやストラップを載せた高級モデルを選ぶ必要がなくなるからです。
店員さんも、人によっては「このバインは固いから~スピードが出ているときに安定性が~」と一辺倒な説明になってしまうようです。それから、メーカーの説明文句をそのまま教えてくれることもあります。もちろんそれも大いに参考にするべきです。しかし個人的には、バインを選ぶ際に大事なことは感触からくるフィーリングだと思います。
実際に店頭に行ってバインを選ぶときは現物を、さわってみて、ねじってみて、押してみて、はたまたまたほかのメーカーの同ランクのバインと比べてどうなのかと、といろんな部分の感触の違いを比較してみましょう。それは、お店でしかできないことですからね。そんな自分のフィーリングと予算が合うものをバインの選ぶ基準にすれば、今まで以上に満足度の高い買い物ができると思いますよ。
という訳で今回は、バイン小話でございました。
バインを選ぶ際にはぜひ触って比べて、バインディングのフィーリングで選んでみるといいよというお話でした。田中は大学生のころ、なけなしのお金でバートンのP1という当時の最高級モデルを買いまして、それを購入後2週間でハイバックを割ったことがあります。よくよく考えれば、そんな最高級モデルなんか乗りこないんですけどね。イキがっていました。
バインよく壊すマン、田中でございました。
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写真を変更し関連エントリを挿入いたしました。
no,225
私の周りは100%バートン(↑)牛丼的発音です!
私のバインは壊れないけど、ストラップのカチカチが外れにくくなって買い替えることになります…
毎回原因不明…
>マリモ様
コメントありがとうございます!
100%牛丼ですかー。今年は、東北も早い幕開けになりそうですね!楽しみです!
はじめまして!
毎日今日は更新してるかな?と気にして見に来ていますが初のコメントになります!
今回バインディンの話ということで個人的にステップインが気になっています。
いろいろと自分で調べて情報を集めています。
そこで田中さんはステップインを体験したこととかどんなイメージを持っていらっしゃるのか少しでいいのでお聞きしたいなと思いコメントさせてもらいました。
ショップで定員さんと話をしてみて最近はステップインを使ってる人は増加傾向と聞きましたがゲレンデでたまーに見かける程度です。ネットを見ても周りの人も履いてる人が圧倒的に少ないです。
自分はショップで実際に履いてみて便利だなー、楽だなーとは思ったのですがなにか理由とかあるんですかね?
文字におこすとうまいこと伝えれたのか分かりませんがかるーい気持ちで返事もらえたら嬉しいです!
しょーご様
コメントありがとうございます。
ステップインですかー。いいのではないでしょうか?最近はヨネックスががんばってますよね!
そうですねー。ステップインのビミョーな部分を2点挙げさせてください。
その1。ブーツ、バイン、メーカー間の互換性が難しいので、壊れてしまった場合両方買い換える必要がある。という部分です。
その2。なんとなく初心者向け製品のイメージ。じつは、15年ぐらい前にすでにステップインは今よりもっと数多く販売されていました。初心所向けモデルに採用されることが多かったので、ステップイン=初心所向けと言うイメージを強く持つユーザーは多くおります。
そんな感じでしょうかね。
あとは、当時のステップインはパーツに雪が溜まって固まってしまうと、うまくつけられないものも多く、結局しゃがむんかい!ってな製品も多かったと記憶しています。
でも、今のはなんとなく良さそうだし、機能もしんかしているんじゃないでしょうか??
返信ありがとうございます!
そのあともいろいろ見ていたらストラップで締めるものに比べてホールド性が低いとありました。
ホールド感が欲しい自分にはあってないのかなーと思いました。
田中さんの意見も参考にいろいろと考えてみたいと思います!
もうすぐシーズンインですね!今年は雪も期待できそうですし楽しみですね!
今後もブログ楽しみにしています!
しょーご様
今年も楽しみましょう!今年もブログは更新しますのでよろしくお願いします!
そういえば、ステップインに関してですが、試乗はいかがでしょうか?ヨネックスは結構いろんなところで試乗を出してます。
それから、ショップに言えばブーツとバインも試させてもらえるとおもいます。
私が言うのもなんですが、ネットの情報なんて大して当てになりません。ご自身のフィーリングを大事にされた方がいいと思いますので、ネットの評判なんかを参考にするよりも試乗をお勧めします。
こんにちは。horihです。
私もBindingは田中さんと同じで「バインディング」と呼んでいます。日本スノーボード協会(JSBA)では、スノーボードのBindingは「バインディング」と表記するように統一されたので、私もそう呼んでいます。
私は田中さんと違って、バインディングは同じモデルを長く使用しております。
FLUXは丈夫という印象があります。実際、私はFLUXの06/07 SUPER TITANを6シーズン使用しておりました。FLUXの12/13 DMCC LIGHTは5シーズン目で、今シーズンも使用する予定です。
田中さんと滑る日数が全然違うかもしれないので比較はできないかもしれませんが、FLUXは丈夫な方だと思います。田中さんはFLUXのバインディングを使用したことがありますか。もしないのであれば、ぜひご検討ください。
逆に、Burtonは壊れやすいと聞いたことがあります。P1を2週間で壊したというのは哀しいですね。(T_T)
あと、パーツを破損・消失したらモデルを買い替えるのではなく、パーツを購入するという方法もあります。私も何回かパーツを購入したことがあります。それだとモデル買い替えよりも安く済むのでいいですよ。
Yetiもオープンしていよいよスノーボードシーズン到来ですね。今シーズンも雪バカ日誌の更新を期待しております!
>horih様
コメントありがとうございます!
バインが5シーズン以上持つなんて!とても羨ましいですー。だいたい田中の場合はどっかが破壊されます。使用頻度よりも扱い方の悪さが原因のような気がします。
パーツの販売はありがたいですよね!あれのおかげで、古いバインをパーツどり用にキープしておく必要がなくなりました。
フラックス!周りに愛用者がいっぱいおります。なんとなく実力者が使うイメージです。
今年ももうすぐ始まりますねー!更新頻度を上げることはできませんが昨年同様に頑張りますので、お付き合いお願いいたします。
>>管理者様
自分はバインディングですねー
ブーツとの相性でB製品使用者ですが昔のドラえもんカラーのミッ@ョンはストラップがちぎれ、ラチェットのねじがすぐに飛びました・・
それからしばらくF社の製品を使ってたんですが、これがまたやたら調子悪くて結局元鞘に。
その頃より回数が減っているのもありますが、最近は壊れてないですよー。今年は自転車にお金をかけすぎたので、スラッシュスラッシャーと去年のバインでがんばりますw
>よし様
コメントありがとうございます。
今年は雪が多いらしいのでスラッシュスラッシャーが活躍しそうですね!
ほんとにバインの破損は凹みますよね。Bさんのバインは、なんだかんだで優秀ですよね。
田中もフリースタイル、P1、カスタム、ミッション、カーテルと乗ってきましたがフリースタイル以外はいいなと思いました。
でも、結局どのバインも壊してますけども(笑)