どうもおはようございます。雪バカ田中です。今回はバインディングのお話をしたいと思います。今シーズンはバインを新調しまして。まぁ買ったのは型落ちなので、19-20のモデルです。ブログで今さら型落ちモデルをレビューすんのもどうなんよって思いますが、まぁ購入記ということで。そんなお話をブログにします。
ユニオンのアトラスを買って使ってみたよー
今回はバインのレビューということなので、このブログを書いている人の紹介をします。年間30日前後を滑る素人ボーダーです。バイン遍歴は(B)freestyle→(B)P1→(B)CUSTOM→(B)MISSION→(B)CARTEL→(U)FLITE PRO→(U)FORCE レイト→(U)CONTACT PROとなります。※(B)がバートンで(U)がユニオン。今回で9個目のバインディング購入です。2年に1個ペースでバインを買っています。
自分は太めのディレクショナルの板に乗せることを目的に買いました。硬くなったバーンや荒れたバーンでもしっかり板を操れそうな硬めのバインを探していて購入。また、買ったのは19-20モデルです。このユニオンアトラスは20-21モデルで大きくリニューアルとなっていますので、参考になるかはわかりませんが自分が実際に買って使ってみた感想をかいてゆきます。
最近はサーフライクに滑るために、足首の自由度が高いソフトフレックスのバインが主流だったりもするわけですが、深くボコボコになったパウダーゾーンや先の読めない自然地形みたいなところや、雑に滑りたい時にちょっとストレスなんですよね。
ユニオン アトラスについて
アメリカのバインディングメーカーのユニオンの上位モデルです。ラインナップ中のフレックスに関しては、硬めに属するバインディングです。19-20では世界の国母カズ使用モデル。20-21ではアトラスをベースにした国母カズモデルがATLAS KAZU LTDが発売になりました。
19-20のアトラスのカタログのフレックス値は
ハイバック 6/10
ベースプレート 8/10
ストラップ 9/10(数字が高いほど硬い)
ちなみに、リニューアル後の20-21のカタログは値すべてが8/10になっています。希望小売価格 41,800円(10%税込)だったのを型落ち価格35%オフで購入しました。自分のブーツサイズは26.5cm。メーカー表記通りのMサイズで何も問題ございませんでした。
アトラスの特徴は、しっかりとしたホールド感とレスポンス。また、カントが入り膝が入りやすくなっていて板に乗りやすくなっているというのも特徴です。バインを付けたときに両足の小指側から親指側にむけてゆるく傾斜がかかっていて、膝が曲げやすくなってります。
実際、雪の上で使ってみたよー!
で、実際に使った感想は硬めということだけれど、装着時点ではそんなにガチガチさは感じず、フィーリングはすごく良いです。足の裏がしっかり板についている感があります。カタログのコピー通りにカントもいい感じ。膝が入れやすいです。硬めのバーンでターンが好きな人はかなりハマると思います。ジャンプやパイプなど、しっかり踏み込みたい人にも好感触なんじゃないかと思います。
きっちり板に乗れる感じがしますね。あと、レスポンスがかなりマジメな感じ。なので、ターンの間のエッジの切り替えでのもたつきがありません。自分は荒れてたり硬かったりする難しいバーンでも、タフに滑れるようにと思って買いましたが、そこも大満足。系統として一緒のユニオンのフォースよりも、しっかりした感触で板に体重が乗りやすく、レスポンスもキビキビなので、
ターンをぎゅんぎゅん決めたい人に向いていると思います。ターンとターンの途中でエッジを切り替えるとき、スパッと動くのでかなり気持ちいいです。
田中は、先の読めないナチュラルな地形のスキー場が好きだったり、週末の午後の荒れた中斜面を滑ることも多いので、そういう場面でも安定感があってクイックでタフな感じのバインが欲しいと思っていたので、その点では結構満足しています。
個人的にはアンクルストラップが好みではありませんでした。
アトラスはすごくいいバインだと思いましたが、一つだけ好みに合わなかった部分があり、それがアンクルストラップの感じ。
自分が買った19-20のアトラスにはEXOFRAME2.0ダイレクトと名前が付いたアンクルストラップというのが採用されています。
ホールド感もありつつ足は痛くならないのでよくできてるんですが、自分的には大きさと硬さとが好みではありませんでした。
足首を曲げるときに抵抗感がかなり強かったです。まあ、自分も硬いバインを選んだのでしょうがない部分ではあるのですが、ビッテリーターンのように体を派手に倒したりするようなアクションがやりにくいなと感じました。特にトゥー側。滑っているときはかなり安定して気持ちがいいんだけれど、調子に乗って何かアクションにチャレンジ!みたいな時にちょっと抵抗感があるんすよね。
そのまま使って慣れるのを待ってもよかったんですが、せっかく買ったのだからもう少し満足したいと思いまして、アンクルストラップを別モデルのものと交換しました。18-19のストラータ19-20のコンタクトプロに使われているFORMAアンクルストラップというのを別売りで買って付けまいした。代理店のカスタムプロデュースの公式サイトで、アンクルストラップ(¥6,600)、あとアンクルストラップ間の互換性を持たすために、アダプター(2個¥2,200)を購入。
アンクルストラップの交換は、ストラップ根元のネジとラチェットを外して付け替えるだけなのですぐに交換できました。交換の結果はまぁ満足なんですが、プラスで¥8,800払う価値あったんかと言われればビミョー。そこまで、金かけるならば結局はミドルフレックスで人気モデルのストラータを買えばよかったかもなんて思っています。
というわけで、今回はユニオンのアトラスを買ったお話でした。正直、昨年モデルのお話なんで、どこまで参考になるかわかりませんが、そういう感じだったよということで。
関連エントリ:
お疲れ様です。
chaserにAtlasのセットアップ…。
良い雰囲気ですね。
ド定番で行くなら、contactproとかFLUXのSRとかなんでしょうが荒れバーンとか午後の非圧雪エリアなんかはストレス感じそうですもんね。
どことなく、「gentem買ったけど、信者とは違うぜ!」というメッセージが見え隠れしている気がします。
しかも、人気の出そうな今シーズンモデルではなく、昨シーズンモデルってとこがまた。
>まいく様
コメントありがとうございます。なかなか面白くて渋いコメントですね(笑)
まぁそもそも自分の中のブームがありまして硬めブームなんすけどねねー。今年はゲンテンを買ったわけなんですが、ゲンテンはやっぱり長く使いたいブランドなので黒の定番バイン乗せる人が多いのですが、そことかぶりたくないわーみたいなのはありました(笑)
記事アップありがとうございます。
私は今Union(Force)から離れて→Flux(XF)→Flow(Fuse)とバイン替えていますが、AtlasのEvoとカズの限定モデル(忍者のやつ)がかっこいいためUnionがまた気になっていました。
今回の田中さんのレビューにある、「足の裏がしっかり板につき、膝が入れやすい。」、「レスポンスもキビキビ」という点でUnionがまた欲しくなりました。
私がForce使っていたころはアンクルストラップの横のねじが半日で緩んでよく取れていたのですが、今のUnionのAtlasはそういったことは起きるのでしょうか?
>kyami様
コメントありがとございます!
kyamiさんがおっしゃってるのは、滑ってるとアンクルストラップの付け根のネジが緩んでくる問題ですよね。これは自分も経験してます。特に前につかってたコンタクトプロでは昼過ぎに必ず締め直しが必要です。そしてそれは、残念ながら同じ構造をしている19-20のアトラスでもありそうです。ヒールカップを別素材で作っているUNIONにの悩ましいところですよね。
ただ、19-20のアトラスではネジまわりにスペーサーがつく改良がされてまして、ネジが緩んだとしてもヒールカップがずれることはなくなりましたので、ネジが緩んでもそこまで大事にはならなくなりました。自分が購入したストラップの方ににはついていませんでしたので、ユニオン現行モデルがすべて改良されているのかはわからないです。
遅くなりましたが、改造UNIONにエクソフレ-ムを付けてテストしてみました。確かに柔軟性に少し欠ける気はしますが、見た目とは違いこちらの方が足に優しい気がしました。(個人的にですが)なので、あとは慣れる事にします。(笑)CONTACT系のヒールカップは固定が1箇所だけで緩みまくりですが、ATLASやFORCEは2箇所ですので緩みにくい気がしますがどうでしょうか? 緑FORCEの緩み止めも確か変更されてたような…
>OZ様
コメントありがとうございます。エクソフレームも悪くないアンクルですよねー。もちろんブーツとの相性なんかあると思うのですが。自分的にはアンフィットでしたねぇ。
確かに、手持ちのフォース見てみるとネジが2カ所ですね。初めて知りました!あと、手持ちのフライトプロは1カ所止めなんすけどヒールカップずれるほど緩まないんですよね。不思議。対してコンタクトプロはガバガバです。
正直、ユニオンのヒールカップゆるむ問題は、モデルや年式もそうだし滑り方やビスの劣化も影響してくるかと思います。いちユーザーが語れる問題じゃないんすよね。ただ、一つ言えることはほかのブランドじゃ起こらないユニオンのアルミヒールカップの構造上の不具合だということです(笑)