どうも!月火水木金働いた田中でございます。こんにちは!
世間はトップシーズン真っ盛りでございます!今年は雪も順調に降ってくれてうれしいですね!ありがとうございます!田中はトップシーズンらしいことということで、バックカントリーツアーに参加してまいりましたよ。そんな旅日記をブログにしたいと思います。
オグナホタカでバックカントリー!前武尊というお山です。
今回の旅の舞台は群馬県の前武尊というお山でございます。群馬県片品村のオグナホタカスキー場から登るルートですね。こちらのバックカントリーツアーに参加してきました!ツアーには事前に予約をしておりまして、予約後はメールにて持ち物を準備してスキー場集合ということになりました。オグナホタカスキー場にはかなり久々に行ったのですが、駐車料金が1台¥1,000かかるんですね。予想外の出費だったよ!
まぁ、それはさておき無事に予定通りにオグナホタカに到着して、他の参加者さんやガイドさんと集合です。集合したらセンターハウスでブリーフィングをして、リフト券を4回分(¥1600)買ったら早速出発でございます!ブリーフィングでは、ガイドさんから今日の雪山はこんな感じだよ、とか今日の雪崩リスクの予測などのお話を聞かせていただき、ビーコンチェックが入りました。
BCツアーに参加!前武尊登頂までのこと。
今回の他の参加者さんは熟練者がそろっておりまして、田中が一番低キャリアということでした。BCツアーは低キャリアの人に合わせて催行という原則があるようなので、プレッシャーでした(笑)オグナホタカスキー場のリフトを4本乗り継いで、スキー場の頂上に着いたら登頂開始です。準備をしたらバックカントリーの世界へ出発です!そして、いきなりの急登です!
1時間ほどハイクすると前武尊の頂上に到着です。頂上にはヤマトタケル像がおりました。1時間ほどのハイクなんですが、雪が深かったこともあり、ものすごく疲れましたよ!スキーで登る人の後について登ったんですけどね、やっぱりスノーシューの方が沈むんですよね。だから結局はくるぶしぐらいのラッセル状態。スノーシューのテールを買って初めて活用しました。そして大活躍しました。
山登りって不思議ですよね、あと5分ぐらい歩いたらギブアップしようとか思って歩いていると、山頂が見えてくるから。あぁ、あそこまでならまぁもうちょい頑張るか、みたいな気分にさせてくれます。田中のようなゴールのないサラリーマン稼業にはとても魅力的です。
静かで美しいバックカントリーの世界。
ハイクアップはつらかったけれども、天気が良かったこともあり景色は抜群でした。途中で風が作った芸術品、シュカブラ(雪紋)というのが見れました。こういうのを見て触れるっていうのも、なかなかスキー場じゃできないですよね。上の写真がシュカブラです。触った感じは、柔らかすぎず硬すぎず。
バックカントリーならではといった光景です。静寂に包まれたほぼ無音の世界を感じられるのも魅力的です。とにかく、この日は天気が良くて景色が素晴らしかったです。丸沼高原スキー場のあるお山の白根山も遠くに見えます。その他にも、ガイドさんはあそこが○○山であそこが関東平野ですよー!とか教えてくれましたが、あんまり細かくは覚えていません。登るので必死でしたからね。
レッツ!バックカントリースノーボーディング!
前武尊山頂から少し降りてオープンバーンのノートラックを滑らせていてもらいました。おいしい新雪ちゃんを頂きましたよ。それを別方向に登り返して長めのやつを追加で2本です。オープンバーンのほかにはツリーラン、沢周辺を滑ったりと、見事にバックカントリーらしい滑走となりました。雪もパウダーあり、冷気が当たって固くしまったバーンありといった感じでした。
BCツアーでの滑走は、ガイドさんが滑り降りて待っている場所まで順番に滑るって再集合する感じ(リグループと言うらしいです)になります。滑走での安全を考えるとガイドさんが滑ったトレースについて行きたくなるのですが、せっかくのバックカントリーツアーなのでリグループのスポットまでは自分のラインを考えて滑ります。リスクを考えつつ、地形を読みながら自分で滑るラインを考えるといのはなんともクリエイティブな作業です。
ガイドさんはまずまずの雪質だなといったリアクションでしたが、こちらは大満足ですよ。雪質はいいほうがいいのはもちろんだけど、あの静寂の開放感の中で好きなラインを滑って遊べるだけで、こちらはおなかいっぱいでした。ガイドさんからは「田中さんはスキルはさておき、一番楽しそうに滑るよね。そういうのはガイド冥利に尽きます。」というお言葉を頂きました。えぇ!こちらは、雪バカですから!
というわけで、無事に帰ってきましたヨ!
滑って登ってを繰り返してスキー場の近くに戻ったら、板を脱いでスキー場に復帰しました。下山がてらスキー場をみんなで滑ってもとの集合場所で解散。充実度はかなり高かったです!ただ、やっぱりバックカントリーで滑る時ってって、スキー場のパウダーランとは違います。気を使うことも多いですし、本数も多くはないので滑走をメインにイメージしちゃうと、少し違うのかなぁといった感じです。ハイクアップや素晴らしい景色を含めての楽しみでございますね。
家に帰ってきて、ヤマケイのルートガイドの前武尊のページを見てみたのですが、今回のルートは載っていませんでした。あぁ、ガイドさんは自分のルートを案内してくれたんだなーとわかりました。こういうのもガイドツアーならではの楽しみですね!ありがとうガイドさん!とても楽しかったです!
というわけで、今回はオグナホタカでバックカントリーツアーに参加してきたお話でございました!引き続き、良いシーズンをお過ごしください!オグナホタナカでございました!
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NO,256
はじめまして!実は2年位前に自分も仲間たちと雪バカというチームを作りました。
なんとなく雪バカでネット検索しましたら田中さんの雪バカ日誌を見つけて嬉しくて勝手に親近感が湧きましてコメントさせて頂きました。
どの日記も凄く読みやすく楽しくなります。
これからも楽しみにしています。
>REDSカズ様
コメントありがとうございます!おぉ!雪バカつながりですか!
いい響きですよねー。雪バカ。雪があればバカになれるのか、雪を見るとバカのようにはしゃいでしまうのか…。
ご活躍を陰ながらお祈りしております!