スノーボードブーツがへたった。ブーツの劣化についてのお話。

ギア・ウェア

どうも雪バカ田中です!今回は久しぶりにスノーボードギアについてのお話です。「ブーツの劣化について」がテーマでございます。

多くのスノーボーダーが1足のスノーボードブーツを履いてシーズンを過ごすと思うのですが、ブーツの寿命ってどのぐらいなのかというところを記事にします。1足のブーツをしばらく履き続けるとブーツの劣化の症状ってなかなか気づきにくいと思いますので、こんな風になったら買い替えのサインだよーという、ブーツの寿命について考えていきます。

ブーツの劣化=ヘタるという状態。

ブーツが劣化することを、よく「ブーツがヘタった」という表現がされます。田中も16年スノーボードをやっているのですが、このヘタるという状況にいままでピンとこなかったのです。でもこんかい新しいブーツを買ってみて、古いブーツを比べて見ると本当にヘタるという表現が的確だということがわかりました。実際に、どんなことがヘタッた状態なのか。その症状を書いてみます。

ちなみにショップの店員さん曰く、使用日数50日ぐらいでヘタってきますという事でした。シーズン10日行く人で5年ですね。30日行く雪バカ田中にとっては2年持てばいいほうですね。スノーボードブーツの寿命って意外とすぐに来るものでですよね。まぁスニーカーも2・3カ月毎日履けば劣化もしますもんね。

で、ヘタったブーツとはいったいどんな状況なのか。具体例を挙げていきたいと思います。

具体的な症状1 ブーツがぐちゃぐにゃ曲がっちゃう

ブーツがへたったというような具体的な症状ですが、ブーツに力をかけてみると簡単に曲がってしまうような感じになります。上にあげた写真はまさしくヘタってしまった状況で、少しの力でつまさきがすねにつくぐらいに曲がってしまいます。新品のブーツは硬くてブーツが曲がりにくいんですね。

劣化したブーツはレンタルのブーツみたいな柔らかさです。あ、レンタルのブーツもヘタっているんですよね、きっと。こういう風になると力が板にうまく伝わらず、ターンが上手にできなかったりします。ブーツがぐにゃぐにゃと動いてしまうせいで、うまく体の力が板に伝わららなくなってしまいます。

あとは、へたったブーツを履いていると、足首が動きやすい状況になりますので、へんに転倒すると足首を捻挫っぽく痛めてしまうことがあります。ヘタったブーツでもまったく滑れないわけではないですが、ヘタったブーツでスノーボードをするのはかなりストレスが溜まります。

ブーツは徐々に劣化していきますので、なかなか経年劣化に気づかないものです。

具体的な症状2。あれ、バインのストラップがいつの間にかゆるんじゃってる!?

前までは、スキー場でバインを付けるときに2,3回カチカチすれば締まったのに、最近は5回以上カチカチしないと締まらないという症状。これもブーツの劣化のサインです。滑っているといつの間にかトゥー側のストラップが取れていたりすることも。これもブーツがへたりっていることが一つの原因と考えられます。

ヘタったブーツではバインをいくら締め上げてもブーツが変形するだけで、うまく固定されなくなってしまっている状況なってしまいがち。うまく固定されていないので滑走中に力をかけるとすぐにバインのストラップが解放されています。

同じような症状を感じている方がいらっしゃったら、それはブーツの劣化が原因かもしれませんね。田中もヘタったブーツを使用しているときに、立ち上がって滑り出したあとにもう一度締めなおすという事していたのですが、ブーツを取り換えたらバインがしっかり固定してくれるようになったので、締めなおす必要なくなったので安心して滑れるようになりましたよ。

具体的な症状3 靴底のゴムがはがれてきた。

これはわかりやすい劣化です。一般的な靴でも見られる劣化の症状です。ゴムがはがれてくるとそこの接着が甘くなり雪や水が靴底から侵入してきます。田中は1つ前に使っていたブーツでこの現象が起きていました。普通に滑っているだけなのに、なぜかブーツのインナーが湿っているという状況。劣化したブーツの底面から水分が入ってきているんですね。経年劣化も含めて、底面のゴムが剥離してきたらブーツもヘタってきた感じだと思います。

あとは、歩くたびにブーツが「ギュゥギュゥ」と音が鳴るようになってしまうのも劣化の症状ひとつです。劣化したブーツは体重をかけるためにブーツや底面のゴムが変形してこすれるような音が鳴ります。田中の古いブーツも歩くたびにギュゥギュゥとかわいい音が鳴りました。劣化したブーツを長く愛用していたので、それに気づきませんでしたが、新しいブーツで歩いた時に足音が変わったのにびっくりしました。

アディダス サンバ

そんな症状に当てはまったら買い替えると快適になるよ!

こういった症状が当てはまるようでしたら、そのブーツはヘタっているという可能性が高いと思います。ブーツの買い替えの時期だと思います。ヘタったブーツから新しいブーツに履き替えると、見た目がいいばかりではなく板に体重を乗せやすかったり、バランスがとりやすくなりますので、快適に滑ることができますよ!

また個人的には板を買い換えるよりもブーツを買い換える方が投資効率は高い気がします。ブーツは毎回使うものですからね。また劣化以外には破損するということもそんなにないので、払ったお金の分しっかりと遊び道具として機能してくれます。

というわけで、今回はブーツの体験談でございました。ブーツって壊れるようなものでもないですので、長く使って愛着がわくものですが意外と劣化が早く来るものなんですね。それでは皆様、よいスノボードブーツライフを!雪バカ田中でした。

関連エントリ:

更新履歴:
2016/10/20 画像を追加して文章の改行や誤字を修正しました。
2017/8/4 画像を編集して、関連エントリを追加いたしました。
2021/5/17

No,106

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

雪バカ田中

雪バカ田中

何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

TOP