旅日記

湯の丸山プチバックカントリーの旅をしてきました。

どうも田中でございます。3月も中ごろに突入でございます。皆様いかがお過ごしでございましょうか。突然ですが、今回の田中は山の男でございます。バックカントリー的な活動をやってきましたのでそのお話でございます。大変でリスクもありましたが、頑張って今の自分のできる限りの方法で冬の雪山にトライしてきましたよ!

湯の丸山と湯の丸スキー場について。

今回のお話の舞台は長野長野県東御市でございます。   上信越道小諸ICから20分ぐらいのところにあるお山とスキー場です。首都圏からはバッチリ日帰り圏内。湯の丸山のは標高2101m。湯の丸スキー場のリフトを活用して途中まで上がれます。湯の丸スキー場のリフトトップが1847mですから標高差254mを登ることとなります。湯の丸山のBCは3時間程度です。プチバックカントリーと称しましょうかね。

プチBCで使うリフトは1回のみ。ですので、湯の丸スキー場のリフト券は大人1日,000ですが、今回は9回分の回数券¥3,000というのを利用しました。BCで使うのは1回券だけですね。残りの券は午後にスキー場滑るのに使いました。登山届はリフト券売り場で提出しました。下山の連絡はいらないという事です。田中たちの他に入山届を出されている方が2名ほどいらっしゃいました。

湯ノ丸バックカントリー

今回の湯の丸山プチバックカントリーの概要。

今回の湯の丸山のプチBCの概要です。 まぁBCやろうと思ってここのお山を選んだのは、ヤマケイのバックカントリーの入門書に超入門ルートとして紹介されていたのがキッカケでした。いつかは自分でバックカントリーをやってみたいなぁと思いいろいろと画策しておりました。その一環として夏にこちらの湯の丸山に登り下見を行いながらGPSで山頂や目印ポイントなどをGPSに地点登録しておきました。そんな準備をしていたのですが、今年は暖冬で雪も少なく週末も雨などに当たることが多くて諦めておりました。ところが、先週末は運よく平日にまとまった雪が降りまして、当日の朝以降は晴天と言う予報がでしたのでトライできる事となりました。

持って行ったのはスノーシューなどの雪上歩行道具一式と飲料・コンパス・地形図・非常食・バーナーなど登山道具一式。それから、アバランチギア一式。あとはオフに買ったZシートという携帯座布団、GPSが主な装備でした。レコードは 9:30出発 9:40リフトトップ 10:00登山道入り口 11:30山頂到着11:45滑走開始 12:10登山道に復帰 12:30帰着と言った感じです。

湯の丸山プチバックカントリー!山頂までの事。

リフトトップ上がってからは湯の丸山の登山口に行くまでには20分ぐらいやや平坦な道を歩いくことになります。先行していた方の足跡があったので参考にしながら登っていきます。山頂までは一直線なのでかなりわかりやすいです。出発から2時間ほどで登頂できました。夏は1時間位で登頂できたのですが冬の方が時間がかかりましたね。

登り始めの最初20分はかなり大変でした。慣れない雪山歩行だったこともあり気温は―5℃程度だったのですが汗もかなりかきましたね。登山中は、給水と着替えをメインにした休憩を15分に一度ぐらいのペースで休憩しましました。休憩ではサーマレストのZシートと言う携帯ザブトンが意外にも活躍しました。と言うのも、雪面に腰を下すと意外とお尻が冷たいんですよねぇ。山登りは直線で目指すポイントも目視できるので道迷いの不安はありませんでした。雪山登山は結構楽しくて、振り返って登って来た道を眺めると山の下の方が見えて雲に目線が近づいてゆくのがわかり、景色を眺めるのだけでも楽しかったです。

登山の後半は膝丈ぐらいの雪があり、ラッセル(雪をかき分けて進むこと)が本当に大変でした。足元が不安定な雪の中で前進するのは本当に大変。スノーシューの役割を大いに実感できることとなりました。降り積もった新雪の上を先頭を切って歩くのって思っていたより大変なことです。普通に歩いていると突然膝ぐらいまで新雪を踏み抜いてしまい力を余計に使うという事が何度もありました。そんな大変な思いもしたこともあって、山頂についた時は本当に快感でしたね。山頂は残念ながら曇っていましたがそれでも大変気分がよかったです。

湯ノ丸BCのライン

湯の丸山プチバックカントリー!山頂からの事。

山頂からは滑走です。滑走できるエリアを滑り樹林帯に突入しツリーランです。そこからは往路で使った登山道までは歩いて復帰することとなりました。滑走はあっという間です。滑走前半は穏やかな平面バーンでした。少し木や藪が出ていますのでそれを避けながら滑走します。運がよくノートラックで重めでしたがパウダーを頂きました。ホントに滑走はあっという間でしたわ。でもヒジョーに快感。雪質がどうこうではなく、もはや自分ががんばって登ってたどり着いた斜面を滑るという行為が幸せでございました。

しばらく滑ると、林の中に突っ込みますのでツリーランの要領で木の間をできる限り進みます。木の間隔が狭くなりすぎたエリアからは、板を外して徒歩に切り替え登山してきた道に復帰します。結局、正味で滑ったのは10分ぐらいですかね。帰りも20分ぐらい雪の中を歩行いたしました。滑ったのは10分ぐらいですが、バックカントリーらしく滑れたのは2~3分と言う感じです。本当にあっという間でした。2時間登ってほんの数分滑るという、何という諸行無常感。リフトのありがたさを学びました。

また、道迷いの不安があったのはむしろ山頂からでした。とくに遠方への視界の効かない林の中では不安になりました。進路を誤り無駄にラッセルすることになるのを防ぐため、歩行をとめて休憩がてら進路確認をしました。ここで活躍したのは意外にもGPSではなくコンパスでした。地形図と照らし合わせてだいたいの現在地を把握し、進路を決めてこの先を進むとこんな地形に出るはずだというのを予想して進み、現在地の補足を行いました。おかげで時間はかかったものの、予定通りの進路をとることができました。

   湯ノ丸BC

湯の丸山バックカントリー、やってみた感想。

まぁ、本当にやってみないとわからないことっていっぱいありますわね。楽しかったし大充実したのですが、すべてが成功だったと言えるわけではなかったです。

飲料水は二人で1500ml持って行ったのですがこれでは少なかったですね。安全な量を考えれば一人1000mlぐらいは必要だったかなと思います。あとは、休憩についても反省点があります。素人2人が登ったのでまったく登山のペースや休憩のタイミングがつかめず、体力をかなり消耗しました。早く頂上にたどり着きたいからフルパワーで登山。15分登って汗だくになって10分休憩という感じだったのですがこれは非常によくなかったなと思います。道中は登山に夢中になり何も食べずに行動していたのでかなりバテました。スローペースで行動して、休憩中は口に入れた方がよかったです。あとイメージと違って喉の渇きがすごかったのが印象的でした。

そんなこともありバテバテになり、帰ってきたころにはヘロヘロで思考もあまり回りませんでした。冬山登山そのもの疲れもありますが、緊張などの影響も大きかったと思います。本当にエネルギーつかったなと言う感じです。その分、昼食として食べたゲレ食のカツ丼はメッチャおいしく感じましたけどね。

と、いろいろやってみないとわからないことが多く、非常に収穫の多かった半日となりました。3時間程度の行動で滑っている瞬間は10分程度の今回の湯の丸山プチBC。本格的に活動されている方からしたらスケールはとても小さいことだとは思います。それでも田中にとっては、自分で登ったお山を滑る快感や自分のやりたかった事を無事に達成した感覚は何事にも代えられない思い出となりました。自分で登って降りてくるとそのお山に愛着がわくようになります。愛してるよ湯の丸山。

湯の丸山入り口

午後は湯の丸高原スキー場でパーク流し!

BCが終わった後は駐車場にて荷物を置きスキー場で昼食をとりました。そのあとは、回数券残り8回分を消化するべくその後はスキー場での滑走です。ゲレ食を食べ終わったのが1時時半。湯の丸はパークが充実しているのでパークで1時間半ほど遊んで、3時ごろに上がることとなりました。湯の丸はパークがすごくいいので午後も楽しかったです。あまりパーク遊びは上手じゃない田中でも楽しめるナイスなパークです。

振り返ってみると、午前中はバックカントリー、午後はパーク活動とスノーボードの髄を吸うような旅でございました。スノーボードから上がったら、旅の仕上げとして湯の丸から10分程度奥に行った秘湯の「旧鹿沢温泉紅葉館」で入浴ございます。相変わらずここの温泉は素敵です。そして、紅葉館で汗を流したわれわれは旅の〆に佐久の安養寺味噌ラーメンを食べるために45分ほど車を走らせました。天鳳というお店に入ったのですが美味しかったですよ。あとアルバイトの女の子がめっちゃ美人。

そんな旅でございました。今回はリフト券代が安く上がったので2人で¥15,000程度の旅でございました。安く上がりましたわ。午前中はバックカントリー、午後はパーク。秘湯に浸かり、B級グルメを食べる。まさに雪バカ!そんな旅でした。雪バカ日誌の管理人が言うのもなんですが、今回は雪バカ日誌っぽいかなり満足度が高い旅できたと思っています。今シーズンは暖冬の影響もあり、あまり思うように行動できていない田中でしたがここにきて爆発したという感じですね。やっぱりスノーボード旅行って楽しいなぁと改めて思えた1日でございました。

追伸。雪バカ日誌的にはかなり感動の旅でございました。

今シーズン前のオフからこのブログを読んでくださっている方ならわかってくださると思うのですが、昨シーズンの頭ではパウダーランは何度も経験はありましたが、BC的な活動をほとんどしたことなかった田中でございます。昨シーズンは八海山のサイドカントリー的なBCツアーや春に至仏山BCツアーに参加しまして、オフには本を読んだり登山をして少しづつ準備をしてまいりました。特に、この湯の丸山はバックカントリー入門書で超入門用のお山として紹介されていたのを知り、いつかは自分で登って滑ってみたいと思いを馳せていた場所です。

そんな思いを冬に実行するべく、夏に自分でも登ってみたお山でございました。夏の登山で感覚をつかみながらGPSの地点登録を行い予防線を張りました。そんな下準備をもとに地形図を用意して登山届を書いたりといろいろ初めての事もあり準備には時間を使いました。そんな準備を経て、自分の力と責任で山に登り滑って帰ってくることができたのでした。

バックカントリーを本気でやっている方からすると、何を3時間の行動ごときでいきがってんだとも思われるかもしれません。ですが、雪バカ日誌としてはオフからチョコチョコと準備をしてきたことを実践できたので、湯の丸山から帰って来た時は涙が出るほど感動いたしました。オフに準備をしてきたことについてはエントリにしていましたので興味のある方は、見ていただければなぁと思います。あと、ブログ的にはガイドブック読書→夏に下見登山→実際にプチBCと言う話が完結できたのでホッとしています(笑)
という訳で、今回は湯の丸山に登って来たよーと言うお話でございました。今回はちょっと自己満足的なお話でございましたが、お楽しみただけたなら幸いでございます。それでは皆様、よいスノーボードライフをお過ごしくださいませ!またね!

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