安全第一!雪道ドライブの注意事項とコツのまとめ。

まとめ

こんにちは田中です。先日仕事で札幌に行ってまいりました。

レンタカーで北海道の雪道を運転したのですがとっても怖かったです。先週の白馬トリップでも今シーズンの初スタックを経験しました。そこで、改めて雪道での運転は怖いと感じましたね。そんな個人的感想もありまして、注意したいことをまとめてみました。もはや、当たり前と感じられる部分もありますが再確認ということで。これから雪道ドライブをする皆様にご一読いただければ幸いです。

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急発進、急ブレーキは厳禁!車間距離もたっぷりとりましょう。

これは、雪道ドライブの基本でございますが。急ブレーキ急発進はスリップのもとです。とくに下り坂道では急ブレーキを踏むと後輪が流れてしまうことがあり事故につながります。しっかりと余裕をもって停車位置前に速度を落としましょう。また、速度を落とす際はエンジンブレーキをうまく使うのがコツです。片側一車線で後続車が来ていると焦ってスピードを出してしまいがちですが、余裕をもって運転して場合によっては安全な場所で後続車に道を譲ることも大事です。

また、凍結した道ではどうしても制動距離が長くなります。前方の車がスリップして急停車することも考えられます。車間距離を十分にとって前の車が急に止まったりしたときにも対応できるように心がけましょう。当然ですが、事故ったらその日のスノーボード旅行のテンションがガタ落ちになるだけでなく、膨大な車の修理代が待っています。

スタックしてもあせらない!まずは深呼吸と現状確認だ!

スタッドレスタイヤをはいていてもスタック事故は、おきまぁす!原因としては凍結した道路。積もりすぎた新雪など。とにかくどんなに気を付けていてもスタックするときはします。そしてスタックするとかなり焦ります。スタックしてもまずは深呼吸。もし後続車がいて、すぐに脱出しなければいけないときにだととしてもあせらずに深呼吸しましょう。

ここで焦ってハンドルを切ってしまったり、焦って急アクセルを踏むと余計にドツボにはまります。深呼吸して、一度ゆっくりハンドルを切らずにアクセルを踏んでみる。それでもだめなら一度バックをしてみる。それでもだめなら、もう一度深呼吸。それから一度外に出てスリップ面を確認しましょう。スタックしている場所と原因をみて対策を考えましょう。

車を押したり、スリップ面に雪や砂利をかませたり、逆に車の前の雪をどかしたりと脱出方法はいろいろあります。しかし、この方法をとる前にアクセルを踏み込みすぎたりして空転したタイヤで雪を掘りすぎてしまうと余計に脱出が難しくなりがちです。まずは焦らない。これが速やかにスタック状態から脱出するカギとなります。

2014ヒトリストの旅道中

タイヤチェーンのつけ方のコツ。装着前の準備が肝心ですぜ!

スタック対策グッズのチェーンはかなり効果があります。持っていても絶対に損はないです。ちなみに田中は今のところ金属チェーンをつけていてスタックしたことはないです。それぐらい整備や装着が大変ですけども持っていると安心グッズですね。装着や細かいことは各製品の説明書に従ってください。雪バカ日誌では、スマートにチェーンを付けるコツ3つをお伝えします。

 チェーンはしっかりほぐしてから絡まりを除去して装着します。

絡まってしまったチェーンは着用しようとしてもうまく装着できません。その結果、何度も装着をやり直して余計に時間がかかります。チェーンを装着する前にまずはしっかりとチェーン同士の絡まりをほぐしましょう。これ、意外と大事です。それから、各種フック部分やソケット部分にも雪が詰まってないか確認が必要です。これがうまくいっていないとすごく苦戦します。はやる気持ちを落ち着けて、まずは装着前にチェーンの装着の準備をしっかりしましょう。

つもった新雪面ではチェーンの装着が難しい。圧雪された雪の上などでつけましょう。

新雪面でつけなければいけない場合はタイヤ周辺の雪をしっかりどかしましょう。チェーンを装着する場合は止まった車輪にチェーンを巻きつけるという形になりますが、この段階で新雪にタイヤがが埋もれていて、タイヤと雪の設置面積が大きすぎるとうまくはまってくれません。チェーンをさっさと巻いて目的地に着きたい気持ちをぐっとこらえて、まずはタイヤの周辺の雪をしっかりどかしましょう。

巻き終わったら、数100m走ってみて再度確認を。

チェーンを巻いて走り始めて数100m走ってみてから、再度チェーンがちゃんと巻けているか確認をしましょう。意外とゆるみが出ていたりしますので、しっかりと締めなおしてキッチリ装着しましょう。
これをやると、走行中も余計な不安を感じないで走行できますので、再確認をお勧めします。

その他。そんな持っていると安心な雪道ドライブ安心アイテムたち。

スコップ

以前も、車での便利グッズのエントリで挙げたのですが、スコップは結構便利です。雪に埋もれた車を掘り出したりスタックした時に車の前の雪をどかしたり、タイヤのスリップ面に新雪や砂利をかますなんて用途がいっぱいありますのでかなり便利です。以前も申し上げましたが、スノーボーダーが用意するのであれば個人的には金属の折りたたみができるバックカントリー用のものがお勧めです。折り畳みや伸縮ができるので収納にかさばらないだけでなく、金属のものであれば深夜の凍結して氷状態になってしまった固い雪もラクに砕くことができます。

スノーブラシ

これはマストアイテムですね。定番アイテム。スキー場に駐車して積もった時のの除雪機械。通称“雪かき棒”。車の上の雪を落として、窓やサイドミラーについた雪を落として視界を確保します。この棒がなかったら雪国ドライブは結構大変。この棒。東京のカー用品店ではレジャー用品扱いでちょっとお値段が高いですが、雪国のドラッグストアやコメリなどの量販店では日常生活品として割安で手に入ります。時間に余裕がれば現地調達がお得です。あ、あとこいつの柄の先の尖った部分でホイル面やカウル部分に詰まって固まった雪もきちんと取りましょう。

雪脱出具スグラ 2枚組

これ、正式名称はなんていうんですかね?スタックした時にかませる板。こいつがあればスタックした時にもシンプルに脱出することができます。基本的にはプラスチックのギザギザの板があって、スタックした駆動輪にかませると脱出できますよというグッズです。

簡素なプラ素材ですので何度か使うとヘタってしまうので、そんなに永続的に使えるものではないのですが、軽いので車に積んでおくと便利かと思います。周りにスタックしてしまった車を見つけた時にも使用できますのでお助けアイテムとして持っていてもよいと思いますよ。

田中も去年使いましたが、これはけっこう便利グッズでした。使い方のコツとしてはかませた後にゆっくりアクセルを踏むことですね。ここで、急アクセル踏むとをタイヤの急回転に板が巻き込まれて板だけが後方に吹っ飛んでいきますのでご注意を。

長靴


通称ナグ。都会で人気の冬用ブーツブランドのUGGに対抗して、雪バカ田中は長靴をナグとよびます。ナグがあれば雪山でも便利。スノーボードのブーツを脱いでナグに履き替えれば運転もできますからね!滑り終わった後にそのままナグに履き替えて宿に直行できます。ナグをつかえば、東京からはいてきたスニーカーを雪でべちゃべちゃに濡らすことなく除雪作業や運転ができるので車に積んでおくといいと思います。

上記対策グッズの中でスノーブラシの次に使うアイテムですね。これも、雪国のスーパーやドラッグストアなどの量販店ですと安くて使いやすいものが並んでいます。1足あると便利です。また、アウトドアブランドからは各種スノーブーツが出ています。こいつはデザイン的にもおしゃれで雪山旅行感を演出してくれるので旅行の道中からはいていくといいかもしれません。上記写真はTevaというアウトドアブランドのスノーブーツです。雪国に遊びに行くことが多い人はこういうのが一足あるとあるといいかもしれませんね。田中はコメリで買った1足¥2,000の長靴を愛用しておりますが。首都圏で降雪があった時も活躍するので持っていて損はないアイテムです。

という訳で、安全なドライブを祈っております!

ざっくりと自分の経験をもとに雪道に走り慣れていない方向けにまとめを作ってみました。生意気な部分もあるかもしれませんがご参考になればこれ幸い。より詳しい情報はJAFのwebサイト「雪道ドライブきほんの「き」」
でも紹介されています。より、雪道ドライブご心配な方はご一読いただくといいと思います。

それでは、皆様安全運転で自己のない安心なスノーボードドライブが送れるよう、祈っております!田中でした!

更新履歴:
2015/1/20 記事を加筆し、画像を挿入いたしました。
2016/12/13 改行を修正し、画像を変更いたしました。

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雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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雪バカ田中

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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